四元素説

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ヒトは、陸上で肺呼吸をする動物です。 したがって、「土」や「空気」は、ヒトの生命活動に大事です。

動物も生物の一種であり、「水」がなければ生きていくことができません。

最初は、海岸や川沿いなど、自然に水が手に入るところでの生活から始めました。

アウストラロピテクスからホモサピエンスに進化する途中で身につけた技術が「火の使用」です。

火を用いることは、ヒトに多大なメリットをもたらしました。 「火」も人の活動にとって重要です。

「土」「空気」「水」「火」は、どれも不可欠なものに思えます。

「どれが最も根源的なもの?」・・・そう考えることから始めました。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。



(01)
アナクシマンドロス・・・存在するものすべての素になるものとして「アルケー」を考えました。

(02)
タレス(B.C.624−B.C.546)・・・アルケーとして「水」を考えました。

(03)
アナクシメネス(B.C.585−B.C.525)・・・アルケーとして「空気」を考えました。

(04)
クセノパネス(B.C.6世紀)・・・アルケーとして「土」を考えました。

(05)
ヘラクレイトス(B.C.540−B.C.480)・・・アルケーとして「火」を考えました。

(06)
エンペドクレス(高1)・・・先行する4説の折衷案である「四元素説」を考えました。

(07)
四元素説(高1)・・・四元素が様々に離散集合し、自然界の変化が生じる・・・という考えです。

(08)
ソクラテス・・・釈迦、キリスト、孔子と並び、「四聖人」に数えられています。

(09)
プラトン・・・ソクラテスの弟子。 「四元素説」を意識し、“相互転化”の概念をプラスしました。

(10)
アリストテレス・・・プラトンの弟子。 “四元素の相互転化”から「四性質説」を考えました。

(11)
四性質説・・・何の性質も持たない純粋なものに「熱」「冷」「乾」「湿」が作用・・・という考え。



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