静電場
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高校物理で学ぶ電磁気学「電気と磁気」で、次のように教わります。・・・どうして、そうなるの? ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 (01)摩擦帯電・・・異なる物質の表面どうしを擦り合わせると、それらの物質間で電子が移動。 (02)静電気(中2)・・・摩擦帯電により帯びた電気を「静電気」と言います。 (03)静電気力(クーロン力)(中2)・・・正負の異なる静電気の間にはたらく力のことです。 (04)シャルル・クーロン(1736−1806)・・・「クーロンの法則」を発見しました。 (05)クーロンの法則(高2)・・・「万有引力」の式を真似て考え出されました。 (06)電場(高2)・・・高校物理では、(0次元である)点電荷による電場だけ学びます。 (07)線電荷による電場・・・1次元の線電場による電場は、どのようなものでしょうか? (08)面電荷による電場・・・2次元の面電場による電場は、コンデンサーの極板に相当します。 (09)コンデンサー内の電場(高2)・・・面からの距離に関係なく一様だと言うけれど、本当? (10)電位(高2)・・・“静電気力による位置エネルギー”というイメージですね。 (11)コンデンサーの電気容量(高2)・・・なぜ、あのような式で表されるのかを考えます。 (12)誘電率・・・なぜ、あのような式で表されるのかを考えます。 (13)電気力線(高2)・・・(電場の大きさ)=(単位面積あたりの電気力線の本数)です。 (※)昔の定義から変更された、今の定義です。このように定義すると、 ある電荷から出ている電気力線の総本数は、電荷の大きさを誘電率で割ったものです。 (14)カール・ガウス(1777−1855)・・・「ガウスの法則」を発見しました。 (15)ガウスの法則(高2)・・・(電気力線の総本数)=(電場の大きさ)×(表面積)=(一定) (16)電束・・・(電束の大きさ)=(電荷の大きさ)=(昔の電気力線の総本数)です。 (※)電気力線に対する元々の定義では、 ある電荷から出ている電気力線の総本数は、電荷の大きさでした。 (17)電束密度・・・(電束密度の大きさ)=(電場の大きさ)×(誘電率)です。 (18)コンデンサーの蓄電エネルギー(高2)・・・積分計算を用いて、あの式の意味を考えます。 (19)静電場のエネルギー・・・“電場というエリア”がもつエネルギーのことです。 「電磁気学」に戻る |
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