地図の作成
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小学校に入学した新1年生は、教科「生活」にて、学校の探検をしますが、 これが、2年生、あるいは、3年生になったときに、地元の町を探検するための準備になっています。 町を探検して、色々なことを発見すると、 「それらの情報を、他の人にも伝えたいな〜。」という気持ちになり、これが、地図作成の動機になります。 中学年では、自分で「白地図」を作り、 「こんな情報があったら良い。」とか、「この情報を、どうやって伝えたら良いか?」など、実体験します。 このことが、高学年になって、地形図を見るときに、作製者側の気持ちになることができるので、 読図能力の育成に、大いに役立つわけです。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【情報収集】 (01)学校の探検(小1)・・・学校内の色々な施設を探検し、見たことなどを先生や友達に伝えます。 (02)町の探検(小3)・・・まずは、市役所の展望台など、高いところから、周りの様子を観察しましょう! (03)方位(小3)・・・東・西・南・北の「四方位」と、北東・北西・南西・南東を加えた「八方位」。 (04)方位磁針(小3)・・・色のついた針が北を指すようになっています。 (05)住所・・・堺市堺区北花田口町3丁2−13です。 (06)該当する公立小学校・・・堺市立熊野小学校です。 (07)熊野小学校の校区・・・14町47丁が含まれます。 (08)範囲を広げる・・・学校区から堺区にまで、範囲を広げてみよう! (09)西側・・・大阪湾までで、自然的境界です。 (10)北側・・・大和川までで、自然的境界です。 (11)東側・・・概ね、JR阪和線までですが、一部、はみ出しています。 どこの地域? (12)南側・・・石津川が境ではなく、かなりの凹凸があります。 歴史的な背景でもあるのでしょうか? 【情報伝達】 (13)地図作成の動機(小3)・・・町を探検して色々なことを発見すると、他の人にも伝えたくなります。 (14)情報デザイン(高1)・・・受信者の立場に立った表現方法や技術です。 (15)3つの観点(高1)・・・発信者の情報を効果的に伝えるために、抽象化・可視化・構造化します。 (16)抽象化(高1)・・・必要な情報だけを取り出し、直感的に分かりやすくします。 地図記号など。 (17)可視化(高1)・・・情報を視覚化して伝えます。 グラフなど。 (18)構造化(高1)・・・情報をグループ化し、ブロックごとに分けて整理します。 (19)白地図(小3)・・・調べたことを書き込めるようにした地図です。 (20)地図記号(小3)・・・2019年に「自然災害伝承碑」が追加されました。 「地図と測量」に戻る |
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