カルシウム
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セメントに砂を混ぜたものが「モルタル」で、セメントに砂利を混ぜたものが「コンクリート」です。 どのように異なるのでしょうか? ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【炭酸カルシウム】・・・2価の陽イオンと2価の陰イオンによるクーロン力は強力で、水に溶けにくいです。 (01)電荷密度・・・イオンの電荷をイオンの体積で割ったものです。 (02)イオンの電荷・・・電気素量(一定値)を価数倍したものであり、イオンの価数に比例します。 (03)イオンの体積・・・イオン半径が大きくなるほど、体積は大きくなります。 (04)水溶性・・・炭酸ナトリウムは水に溶けやすく、炭酸カルシウムは水に溶けにくい。 何が違うの? (05)石灰岩(高2)・・・炭酸カルシウムが主成分の鉱石です。 【コンクリート】・・・古代ローマの建造物に用いられたコンクリートは長持ちしてますね〜。 (06)コンクリート・・・砂利にセメントを混ぜて固めたものです。 (07)ローマン・コンクリート・・・古代ローマ時代に使用された建築材料です。 (08)ベスビオ火山・・・イタリアにある火山。 コンクリート発明のきっかけになりました。 (09)コロッセオ・・・1900年以上前に、ローマン・コンクリートで作られた、古代ローマの円形闘技場。 (10)長い寿命の理由・・・ポゾランと水酸化カルシウムによる「ポゾラン反応」でした。 (11)ポゾラン・・・シリカ(二酸化ケイ素)とアルミナ(酸化アルミニウム)が主成分です。 (12)水酸化カルシウム・・・クリンカーの水和反応により生じます。 (13)ポゾラン反応・・・不溶性の硬化物質(トバモライトゲル)を生成します。 どのような化学反応式? (14)中世ヨーロッパ・・・ローマン・コンクリートのレシピは、忘れ去られました。 (15)ジョセフ・アスプディン・・・ポルトランドセメントを発明したイギリスのセメント製造業者です。 (16)ポルトランドセメント・・・1824年に発明され、現在主流のコンクリート。 寿命は50年ほど。 「1族と2族」に戻る |
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