生気論
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(黄色)と(青色)で(緑色)になる・・・とは言うものの、 黄色の色鉛筆と青色の色鉛筆を並べておいても、いっこうに緑色の色鉛筆に変化しません。 「(黄色)+(青色)=(緑色)」を成り立たせるには、さらに、何か必要です。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【四元素説】 (01)アナクシマンドロス・・・古代ギリシャの哲学者。 存在するものすべての素「アルケー」を考えた。 (02)タレス・・・古代ギリシャの哲学者。 アルケーとして「水」を考えました。 (03)アナクシメネス・・・古代ギリシャの哲学者。 アルケーとして「空気」を考えました。 (04)クセノパネス・・・古代ギリシャの哲学者。 アルケーとして「土」を考えました。 (05)ヘラクレイトス・・・古代ギリシャの哲学者。 アルケーとして「火」を考えました。 (06)エンペドクレス・・・古代ギリシャの哲学者。 先行する4説の折衷案である「四元素説」を唱えた。 (07)四元素説(高1)・・・四元素が様々に離散集合し、自然界の変化が生じる・・・という考えです。 【生気論】 (08)ヒポクラテス・・・古代ギリシャの医者。 「四体液説」に基づく医療行為を行いました。 (09)四体液説・・・血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁のバランスが崩れると病気になる・・・という考えです。 (10)ガレノス・・・古代ローマの医学者。 ヒポクラテスの医学をルネサンスにまで伝えました。 (11)生気論・・・生物には、非生物にはない特別な力が存在する・・・という考えです。 (12)ガレノスの生気論・・・「動物精気」「生命精気」「自然精気」を考えました。 (13)動物精気・・・脳の中にあり、運動・知覚・感覚を司ります。 (14)生命精気・・・心臓にあり、血液と体温を制御します。 (15)自然精気・・・肝臓にあり、栄養の摂取と代謝を司ります。 (16)中世・近世・・・科学は停滞し、ガレノスの学説が1500年以上もの間、支配的でした。 「1族と2族」に戻る |
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