セッケン
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「セッケン」と聞くのと、「ステアリン酸ナトリウム」と聞くのでは、随分とイメージが変わります。 このようなことは、化学では、よくあることです。 「ベーキングパウダー」と呼ばれている「炭酸ナトリウム」、 「にがり」と呼ばれている「塩化マグネシウム」、・・・など。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 (01)古代メソポタミア(高2)・・・紀元前2700年頃までに、シュメール人が多数の都市国家を作った。 (02)シュメール人・・・羊を焼いて神に供える習慣がありました。 (03)不思議な土・・・脂と灰が混ざった土に、汚れを落とす効果があるのを発見! (04)セッケンの起源・・・羊の肉を焼いた時に滴り落ちた脂肪と、焚き火の灰の混合物に雨が降ってできた。 (05)灰汁・・・灰を直接こすりつけると、炭のかけらで黒くなるので、灰を水に晒して上澄み液を使用。 (06)木炭・・・炭酸カリウムを含むので、灰汁にカリウムイオンが存在しています。 (07)海藻灰・・・炭酸ナトリウムを含むので、灰汁にナトリウムイオンが存在しています。 (08)アルカリ(小6)・・・“植物の灰”という意味です。 水に溶けると、酸の効果を打ち消します。 (09)アルカリ土類金属(高1)・・・「アルカリ」と「土」の中間的な性質をもっています。 (10)土・・・水に溶けず、火でも融けないものです。 (11)ミセル(高3)・・・疎水性の部位を内側に、親水性の部位を外側に向け、水中に分散しています。 (12)洗浄作用・・・巨大な油汚れも、細かい油の粒として水中に分散させると、すすぐだけで落とせます。 「酸化と還元」に戻る |
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