カーマイン
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現在では、より明るい鮮やかな赤色を呈する、 アントラキノンなどの人工合成色素のことを「カーマイン」と呼んでいますが、 元々は、カイガラムシのメスが分泌するコチニール色素のことです。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 (01)ベーリング海・・・ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の間にある、太平洋最北端の海です。 (02)約3万年前・・・ベーリング海峡が陸続きだった頃に、人類はアメリカ大陸まで移動しました。 (03)約2万年前・・・メキシコで最古の遺跡が見つかっています。 (04)約1万年前・・・トウモロコシの農耕が始りました。 (05)メソアメリカ文明・・・(テオティワカン文明)→(マヤ文明)→(アステカ文明)。 (06)サボテン・・・北米、中米を中心に分布している植物です。 (07)ウチワサボテン・・・最も普通に見られるサボテンで、メキシコ合衆国の国旗にも描かれています。 (08)コチニールカイガラムシ・・・ウチワサボテンの寄生虫です。 アステカでも養殖されていました。 (09)コチニール色素・・・コチニールカイガラムシのメスが分泌する赤色の色素です。 (10)カルミン・・・コチニール色素の主成分。 カルミン酸のアルミニウム塩です。 (11)カルミン酸・・・カルミンの加水分解により得られます。 水溶性のため、レーキ化して使います。 (12)レーキ化・・・水溶性のものを金属塩にして不溶化させることです。 (13)エルナン・コルデス・・・スペインの探検家。 1521年、アステカ帝国を滅ぼしました。 (14)メキシコ半島の植民地化・・・これを機に、コチニール色素がヨーロッパに一気に広がりました。 「酸化と還元」に戻る |
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