経度問題
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なぜ、船の速さを知りたかったのでしょうか?・・・経度を知りたかったからです。 360度水平線という状況では、現在地や進路を特定するのが難しいです。 海上での位置は、緯度と経度で把握していました。 緯度を求めることは簡単で、北極星の高度を測ればOK! ところが、経度を知ることは、当時の人類にとっては難しく、 「経度を正確に求めた者には賞金を出す!」というくらい、各国とも必死になっていました。 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【大航海時代】・・・陸路がダメなら、海に出よう! (01)マルコ・ポーロ(中2)・・・「東方見聞録」にて、アジアを紹介しました。 (02)東方見聞録(中2)・・・ヨーロッパ人の、アジアに対する好奇心を掻き立てました。 (03)オスマン帝国(中2)・・・ヨーロッパ諸国が陸路でアジアに進出するのを阻んでいました。 (04)大航海時代(中1)・・・それじゃー、陸路を諦め、海路にするか! (05)カタロニア図・・・(14世紀)地中海の輪郭は非常に正確。 アフリカ南部の情報が乏しい。 (06)バルトロメウ・ディアズ(高2)・・・1488年、ヨーロッパ人として初めて喜望峰に到達しました。 (07)バスコ・ダ・ガマ・・・1498年、ヨーロッパ人として初めてインド航路を発見しました。 【経度の理論】 (08)地球の大きさ・・・ヘレニズム時代のエラトステネス以降、人類は把握していました。 (09)自分の移動距離・・・(速さ)×(経過時間)で求めることができます。 (10)経度・・・(08)と(09)の比から求めることができます。 (疑問)何がきっかけで、マルコ・ポーロは、アジアに行ったのだろう? → こちら 「時間の単位」の一覧へ |
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