マッキンレイ山遊覧飛行
【7月16日】 4日目。午前中は、タルキートナの町の横を流れる川でリバーボート・クルージング。午後には、マッキンレイ山を空から見る遊覧飛行を予定しています。 地名や川の名前の語尾によく「ナ (na) 」という字が付いていますが、これは原住民タナイナ族(アサバスカ・インディアン)の「川」という語です。タルキートナという町の名 の由来は「川の合流地」を意味し、その名前のとおりタルキートナ川(「鮭の獲れる豊かな川」の意)、チュリトナ川(「木の生えている川」の意)、スシトナ川(意味は失念!)の三つの大きな川がこの町で合流しています。 リバーボート・クルージングは、3〜40人乗りの乗合いボートで三つの川を上り下りしながら、ビーバー、白頭ワシ(アメリカの国鳥)、ブラックベアなどの野生動物を観察しようというツアーです。 |
(写真はクリックで拡大します) | |||||
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午後は、マッキンレイ山遊覧飛行です。 タルキートナの町はマッキンレイの頂上まで直線距離で約100kmと近く、マッキンレイ登山の玄関口の町です。 毎年多くの登山家がここから飛行機でマッキンレイ山の麓のベースキャンプまで運んでもらい、そこから頂上を目指します。そのため、この町には、急変する山の天候をにらみながら山の中腹の狭い場所に離着陸できる腕利きのパイロット(ヤブや茂みなど未整地のところに離着陸できるので、「ブッシュ・パイロット」と尊称されています)が多くおり、世界的に著名な冒険家の植村直己氏もこのタルキートナから最後の冒険になったマッキンレイ山単独登頂へと出発しています。 |
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今日はマッキンレイ山頂は雲に覆われているとのことで、我々の飛行ルートは写真中央のハンター山(4442m)近くまで行く、1時間のコースとなりました。 |
雪に覆われたアラスカの山々と氷河群。僅か1時間の短いフライトでしたが、上空から眺めたその大自然の景観はまさに「素晴らしい!、感動!」の一言に尽きます。絶対にお薦めのイベントです。 |
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