26氷河クルーズ
【7月17日】 |
時速60〜70Kmという自動車並みのスピードで走る双胴の高速船。巡航時に甲板で風をまともに受けていると息苦しくなります。 後ろ向きでかぶっていた私の野球帽はあっ!という間に吹き飛ばされてしまいました。 |
船尾には、アメリカの国旗とともに、北極星と北斗七星がデザインされているアラスカ州旗が掲げられています。 |
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(以下の写真はクリックで拡大します)
船では、乗組員が海面からすくい上げた氷片でウィスキー・オンザロックをつくり販売しています。我々グループの一人がその氷片を分けてもらい、日本から持ってきた焼酎でオンザロックをつくりました。ご相伴にあずかりましたが、きれいな透明の氷です。氷の中に圧縮されて閉じ込められた気泡が、プチプチと小気味良くはじける音が聞こえます。数千年、数万年もの歳月をかけてできた氷河の氷でつくった焼酎オンザロックは、格別の味わいです。 |
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アザラシ | ラッコの大群 | ラッコ |
ハーバード氷河とダウナー氷河の前で船はエンジンを静止させました。大勢の観光客が、小雨が吹き付けるのも厭わずに甲板に出て、氷壁が崩れ落ちる瞬間を見よう、White Thunder (白い雷)とも呼ばれる氷壁が崩れ落ちるときの轟音を聞こう、と皆息を潜めています。甲板でじーっと立っていると、かなり寒いです。私は、冬用のフード付きトップコートを着て、皮の手袋をはめていましたが、それでも「うーっ、寒い!」と思わず言ってしまいます。 |
写真では大きさを実感できませんが、氷壁は高さ100m超、幅1000m超はあるでしょう。巨大な氷河です。 | ||
ハーバード氷河 |
ハーバード氷河に接近 |
10分、・・・、15分。時間が静かに流れますが、氷壁の崩落はおこりません。昨日は晴天で気温も上がったため氷壁も緩んだため崩落を見ることができたようですが、今日は一転して小雨が降り気温も低いので、ダメなようです。残念! | |
ダウナー氷河 | 神秘的なブルーの氷壁 |