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KAN'S GALLERY

 

 

パリ風景展

 


 

 

 

#5 朝のリュクサンブール宮

 

 
左岸の人々のの憩いの場所、リュクサンブール公園。佐伯祐三も
描いたポールロワイヤルから続く木立の中を通って公園に入って
いくと、広い芝生と美しい噴水の向こうにリュクサンブール宮が
翼を広げるように迎えてくれる。現在、オルセー美術館にある印
象派の絵画は以前ここに展示されていて、腹をすかせた無名時代
のヘミングウエイも気をまぎらわせるためによく訪れたらしい。
そしてどうしても我慢できなかったのか公園の鳩をパチンコで殺
し、こっそり持ち帰ったというエピソードも残っている。   
               (1995年、油彩、F20号)
 

 

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