部活動が変わる!

 明けましておめでとうございます。

 さて、昨年末に「公立中学校の部活動改革に関する有識者会議」から、中学校の部活動の改革案が示されました。
 学校部活動の大変革です。この提言は今春にも最終案がまとめられ、外局のスポーツ庁と文化庁が指針を見直すとのことです。
 改革は、学校にとどまらず(学校単位ではなく)、地域が連携して部活動を支えることに主眼を置いており、従来の「地域移行」という名称を「地域展開」に変更しました。
 新たな活動拠点として期待されている「地域活動クラブ」は、休日に加え将来的には平日の活用も想定しており、教員らの働き方改革なども踏まえて実現させていく方針とのことです。
 
 ○改革の理念 
 ・急激な少子化が進む中でも、将来にわたって生徒が継続的に「スポーツ・文化芸術活動に親しむ」機会を確保・充実させる
 ・学校単位で部活動として行われてきたスポーツ・文化芸術活動を、地域全体で関係者が連携して支え、生徒の豊かで幅広い活動機会を保障する
 ・生涯にわたってスポーツや文化芸術と豊かに関わる力を身につけることを含めた、スポーツ・文化芸術の役割や意義も尊重する

 ○学習指導要領における取扱い
 ・「地域クラブ活動」は、学校外の活動ではあるものの、教育的意義を有する活動であり、継続的にスポーツ・文化芸術活動に親しむ機会を確保し、学校を含めた地域全体で生徒の望ましい成長を保障するもの。そのためには、地域クラブと学校との連携がたいせつである。

 改革を実現するための手法を考える際には、教師の負担軽減を図ることや良質な指導等を実現することについても考慮することとしています。

 つまり、生徒はいろいろな条件が一定ある中で、自分で選択して、自分が主体的に決めて、自分の時間を過ごしていくことになります。学校単位ではなく、自分本位で部活動をすることになります。

 この変革に適応・対応しているものがあります。それは、試合であればJr-openです。そして、当法人JSTCが指導するテニス活動です。この取り組みを充実させていくことが、今後の部活動の変革にマッチングするものです。

 本年も中学生部活動の変革に伴うJr-open開催します。また、高校も部活動の変革がある予定ですので、それを見越してU(アンダー)18Jr-openを開催予定です。

 本年もよろしくお願いいたします。

 

2025年01月03日