中学校部活動の「地域展開」に適応

 12月18日、公立中学校の部活動改革に関する有識者会が、改革案の中間とりまとめを文部科学省に提出しました。

 この改革案は、学校にとどまらず(学校単位ではなく)地域が連携して部活動を支えることに主眼を置いています。

 また、従来の「地域移行」という名称を「地域展開」に変更し、新たな活動拠点として期待されている「地域クラブ」は、休日に加え、将来的には平日の活用も想定しており、教員らの働き方改革なども踏まえて実現させていく方針です。

 地域クラブの要件としては、○民間クラブチーム等との区別や指導の質の担保、○活動場所、○生徒の安全安心確保のための体制などがあります。

 改革案では、令和8年度から学校単位ではない「地域クラブ」における活動を目指しています。

 当法人が設立した「JSTC盛岡」は、この地域クラブの要件をすべて具備しています。

 本県がどのような「地域展開」の方策を示すのか待たれます。

  

2024年12月19日