済州島 基地建設と闘う住民たち(3)
●2011年9月4日





警察による封鎖がさらに強化


●全国から基地建設反対派が集まっているため、警察は早朝から大量に部隊を繰り出し、警戒に入りました。






●カンジョン村の中央の通りには警察車両が何十台も並び、建設現場を封鎖しています。







●道が封鎖された時には、活動家は農業用のハウスの間の小道を迷路のように歩いて、座り込みの場所にいきます。しかし、そうした小道も全てが封鎖されています。


闘うカトリック


●カンジョンでの基地建設反対運動では、カトリック教会が重要な位置を占めています。カトリック教会は、座り込み場所に「平和祭壇」を設置していましたが、警察によって撤去されてしまいました。そのために、この日は、村の空き地で礼拝が行われました。



●カトリックの信者だけではなく、座り込みの場所に行けなかった人たちも集まってきました。150人くらいはいました。
 日本からの参加者として紹介を受け、沖縄の現状などを報告し、「東アジアの平和のために、韓国・済州島・日本本土・沖縄の人々は、手を取り合ってがんばろう」とあいさつしました。


全国参加者が記者会見を開催


●平和巡礼の主催者は、座り込みの場所で記者会見を開く予定でした。しかし記者会見が集会になることを懸念した警察が、座り込み場所への道を完全にふさぎ、記者も入れない状態になってしまいました。



●そのため記者会見は、警察の阻止線の前で開くことになりました。最初に話をしてのは、参与連帯のイ・テホさんです。彼は昨年の原水禁大会に、国際ゲストとして参加してくれました。









●参加者は、再び済州島に来ることを誓う声明文を読み上げました。

(1)へ
(2)へ
(3)へ
TOPへ