左の写真は、晩秋に我が家の柿の枝に止まっているマヒワ。

姿格好は 「カワラヒワ」に似ていますが、マヒワはからだ全体が明るい黄緑で、カワラヒワの顔と胸を黄緑にしたみたいです。

下の写真はタンポポの実をついばんでいるところ。
早朝の光が弱いせいか、周囲の草の緑に同化して見分けにくいのですが。



２枚目の写真は田んぼの上を群れて飛んでいるところ。晩秋から春にかけてよく見かけます。
マヒワは繁殖期以外は群れていることが多いそうです。これもカワラヒワに似ています。

ムクドリは鳴き声がギャーギャーとにぎやかで、よく群れて飛んでいます。
飛び方も左の写真のようにバタバタと不格好。

２枚目の写真では田んぼの落ち穂をあさっているようです。雑食性なのです。

下の写真でわかるように、くちばしと脚が朱色です。



くちばしにくわえているのは巣作りにでも使うワラクズでしょうか。

四阿の近くで見かけたメジロを、望遠で撮った写真。

めったに見かけないのであわてて撮ったのですが、ピントが甘く、ぼんやり写真になってしまいました。

それでも名前の元となった目の白い縁取りはくっきりと写っています。

写真左側は四阿近くの細い枝先で鳴くモズ。

「チュン、ギチギチギチギチ」と鳴いていました。

右側は大川の上に架かる電線に止まるモズ。
こちらは顔の横にあるこげ茶色の線と羽根の淵にある白い部分から、オスだと分かります。

左側はその二つの特徴がないのでメス。

モズは我が家の裏の田んぼ脇の家の、テレビのアンテナに止まってよく鳴いています。

これは「高鳴き」と言い、エサのなくなる冬に向けての縄張り宣言で、オスもメスも秋口に行うのだそうです。

写真左側は珍しく正面を向いているヤマガラ。これも望遠で撮ったのですがやはりぼやけました。

鳴き声は「ツツピー、ツツピーツツ」あるいは「ツーピーツーピー」と聞こえます。

右側は雪の日、四阿の近くの枝先に止まっているところ。

ヤマガラは名の由来どおり本来は山にいることが多いそうですが、冬期になると平地に移動するとのこと。

確かに冬から春にかけてよく見られます。 　　　　

ヤマセミはカワセミと違ってかなり大きく、ハトぐらいはあります。

上段左側は大川に張り出したコンクリートの堤防の上。右側は野球場の前にある駐車場の手すり。
この下によく鴨がいる沼があります。

右側のヤマセミの首と胸にある模様は茶色ですが、これがオスだそうです。メスは黒なのだそうで、左側はどうやらメスのよう。

下段の２羽は野球場の南側にあるため池の防護網の上に止まっていました。
前方がオスで後方がメスではないかと思います。

このため池がお気に入りで、夏場には２羽が並んで止まっているのをよく見かけました。

体育館の後ろにある遊園地の芝生から、四阿を見下ろしているヤマドリ。
四阿を通ったとき、上にいるのに気づいて撮った写真です。たぶんメス。

平成の大合併前、旧室根村時代は「村の鳥」になっていました。
そのせいかいろんなところで見かけるのですが、カメラを携えての散歩中にはなかなか出合えません。

写真はどちらも四阿周辺で撮ったもの。右側のバックの模様は、体育館の壁が望遠効果でなったみたいです。

見知らぬ鳥なので図鑑で調べたらエナガでした。
首が短くからだがボールのように丸まってぬいぐるみのよう。

名前の由来は長い尾羽を長（ナガ）い柄（エ）と見立てたのだそうです。

主に山に生息し、越冬のため低地に降りてくるとのこと。

カワガラスが大川の岸を二羽並んで歩いていました。

冬期が繁殖期なのでつがいだと思います。
巣でも捜しているのかな。

写真では雪の白さと対照的に黒く見えますが、本当は焦げ茶色です。

夏場には川の上すれすれを飛んだり、岩の上に止まって川底を眺めているのが時々見られます。

水に潜ってカゲロウやカワゲラの幼虫、カニ・小魚をエサにするのだそうです。

散歩から帰ってくると、我が家と道路沿いの並びにある、５軒離れた食料品店の裏で、ビールケース置き場になっているブロックの中からチョコチョコ顔を出している小動物がいました。

カメラを構えると首を引っ込め、反対側からまた顔を出す、を繰り返していたのですが、イタチでした。

山に囲まれた土地柄とはいえ、国道沿いの民家が建ち並ぶ、こんな身近に出没するとは知りませんでした。

カモシカ（ニホンカモシカ）は国の特別天然記念物として保護されているせいか、近年人家の近くにも現れるようになりました。

最初の写真は、神社の東南にあたる民家の庭を横切り、裏山に向かうカモシカ。

雪が降ると神社の森の入り口の坂道にも足跡が残っています。　　　↓



カモシカの通り道になっているのでした。

シカの名が付いているのですが、ヤギと同じくウシ科に属するのだそうです。

下の写真は室根山からの帰り道、道路脇の至近距離で撮った写真。確かに鹿よりも牛やヤギに似た雰囲気が漂っています。

神社の森の手前の草地で。出合ってもしばらくこのポーズで動きませんでした。２・３歩近づいたら逃げはじめたのですが、気が強そうな感じ。

タヌキはイヌ科なので、胴長短足の原始的なイヌ科の特徴をよく残しているのだそうです。

もともと中国・朝鮮・日本などの極東固有種で、世界的には珍しい動物だったとのこと。

ハクビシンによる農作物の被害をよく聞きます。それが我が家にも出現。

妻がプランターの容器に生ゴミを入れ、畑の脇で日に干しているのですが、その生ゴミをあさっていました。

名前の由来の鼻の上の白い線が見えています。

ジャコウネコ科の外来種で、猫のように木登りも得意だそうです。