シジュウカラはよく我が家の柿の木にきて「ツーピーツーピー」とさえずっています。
写真左側がその写真。

右側は散歩中の写真。四阿の脇でネコヤナギの芽をついばんでいました。

春には20羽ほどの群れをつくり、「ピッピッピッ」と小さい声で鳴きながら、道路際の木々の間をチョコチョコ追いかけ合って移動していくのを何度か見かけました。

頬の大きな白い模様と、顎から尾の付け根まで一直線に貫く黒い線が特徴。スズメより少し小さめです。

春先、四阿の脇で見慣れない小鳥が木の枝にとまっていました。ずんぐりむっくりでスズメより一回り大きく、調べてみるとシメという小鳥でした。

くちばしは短かめで太く、堅い木の実などを割って食べるとのこと。
北海道で繁殖し、秋に本州に渡ってくるのだそうです。

冬になると決まって、我が家のシロシキブ（ムラサキシキブの白）の実を食べにやって来る変わった鳥がいました。
調べるとジョウビタキなのでした。上の写真はそのシロシキブの枝にとまっているところ。

図鑑によるとジョウビタキは渡り鳥で、越冬しにやってくるのでした。スズメより心持ち大きい感じです。

「ピッピッピッ」と鳴くことが多いのですが、その声が火打石をたたく音に似ているので「ヒタキ＝火焚き」の名がついたとのこと。

妻はシロシキブが茂ると畑の作物の邪魔になるので、できるだけ枝を詰めさせようとします。一方私はジョウビタキが寄ってくるのを見たさに枝を少しでも多く残そうとするので、毎年剪定時期には争いが生じます。
小鳥の生存権保障も難しいものです。

わざわざ載せるのも気が引けるのですが。

上段は小鳥たちに残しておいた柿の実に雀の群れが集まってきたところ。

下段は冬の日、除雪した畑の小道に何か見つけたか、雀が群がってついばんでいました。私たちには見えないものが雀には見えるようです。

我が家の屋根下に雀が巣を作り、毎年子育てをしています。　　　↓

　　　　　　親鳥

　　　　　 ひな鳥
　　

くちばしは親鳥が黒、幼鳥が黄色。＜それで「嘴（くちばし）が黄色い」は未熟者のたとえになりました＞

セキレイはスズメに次いで身近な鳥です。

散歩の途中、支所脇の道路や駐車場で毎朝見かけるのがセグロセキレイ。鳴き声は様々ですが「ピチュー」と鳴くのが多いようです。

写真は支所脇の道路で手すりにとまっているところ。

ハクセキレイはよく畑に来ます。写真も我が家の畑を歩いているところを撮ったのですが、これはまだ若いらしく、私がカメラを近づけても気にするそぶりもなく平然としていました。
「チュチュ」あるいは「チュル」と鳴くことがおおいようです。

下は四阿の屋根にとまっているところ。口にくわえているのは蚊でしょうか。それも１匹・２匹では無いようです。

キセキレイは、庭の植木や電線にとまっています。
腹部が黄色なのでセグロセキレイやハクセキレイの見分けにくさと違い、遠目にもはっきりわかります。
上の２種がいつでも見られるのと違い、こちらはたまにしか見かけません。

ツグミは秋から春先にかけて越冬する渡り鳥。

左が春先の畑で、右が冬の柿の枝で、いずれも我が家です。
朝の散歩で神社の森に向かうと、10数羽が草原に群れて地面をつついているのを何度か見ました。

冬期にはさえずることがないので、「口をつむぐ」からの名付けとも。地鳴きはギュギュッという地味な声です。

お隣の玄関脇に営巣したツバメのひな鳥です。

くちばしを縁取る白と薄赤いのどのコントラスト、取り澄ました表情がかわいらしい。

親鳥が帰って来ると一斉に口を開け、けたたましい声で鳴き交わし、元気にエサをねだります。　↓

大空をゆったり舞う鳶はさすがに風格があります、

その下の霧の中の写真は、散歩中に出あった珍しい光景。
手前の鳶は雄でしょうか、羽根を広げたまましばらくの間動かずにじっとしているのでした。

この２羽はつがいらしく、その後２羽が並んで電柱と電線にとまっているのをよく目にしました。

　　　　　　　↓

私の住む折壁地区と直線距離で50kmほど南西に、伊豆沼という有名な白鳥の飛来地があります。

春先になるとその南西の方角から次々に白鳥が北へ向かって飛んでいくのですが、あいにく折壁には降り立ちません。

これも３月下旬の早朝、「クヮウ」とか「クゥー」という大きな鳴き声がするので空を見上げると、白鳥が群れをなして渡って行くのでした。

きっと伊豆沼から飛び立って北へ帰るところだったのでしょう。

どこにでもいる鳩です。

散歩途中10数羽が空を舞っているのをよく見かけるのですが、この時は体育館の屋根に降り立ったので撮ってみました。

春には「ピーピーピーチクチー、チュルチュル」などとさえずりながら、大川の川岸からヒバリが空に舞い上がっていきます。

「揚げひばり」と言われるこの中空でのさえずりは、オスの縄張り宣言なのだそうです。

それが舞い降りてきょろきょろ周りを見回しているところを撮ったら、たまたまこちらを見ているポーズでした。
野武士然とした表情がおもしろい。

桜の花の蜜を吸い取っているヒヨドリです。
これは野球場の下の桜並木での写真。

我が家の柿の木にもしょっちゅう来て、ピーヨピーヨとさえずっています。

ヒヨドリについては 「ヒヨドリ」のページで特集しています。

小鳥に興味を持った初めがこのホオジロでした。

その経過は 「ホオジロ」のページで説明しています。

左の写真は、春先に四阿周辺の雑木林で、枝に止まってじっとしているのを望遠でねらいました。

初夏の訪れとともに、毎日裏の山から「キョキョ、キョキョキョキョ」と、４回目の「キョ」が高音になる発声で甲高い声が響き渡ってきます。
昔から「テッペンカケタカ」と聞きなしてきた、ホトトギスの鳴き声です。

朝の散歩の間もずっと鳴き声が聞こえているのですが、近くで鳴いていてもその姿を目にすることはほとんどありません。

これは神社を過ぎた雑木林の高い枝にいるのを偶然見つけ、撮った写真。

私にとっては貴重な１枚になりました。