タムラマの【ピアノ・和音・転調】独習法


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  楽曲の途中にある一つの音を臨時的に変える記号を“臨時記号”という。
シャ−プ、フラット、ナチュラル等です。その具体例を以下に示します。

 名称 シャ−プ  フラット  ナチュラル 
記号  ♯   ♭  
意味  半音 上げる  半音 下げる  ♯や♭で変化させた音を元にもどす 
 具体例  
Fig.6 楽譜上の音符にシャ−プとフラットを付けた場合の対応する鍵盤の例

中央ハ (正式音名)の音符の左隣接に♯をつける→。この音は、の右隣接の黒鍵です。
の音符の左隣接に♭をつける→。この音はの左隣接の黒鍵です。結局両者は同じ音


Fig.7 1小節内の音符にシャ−プとフラットを付けた場合の記譜の具体例

(注1):臨時記号は、原則的に付けた記号の右側の1小節内に限って最後まで有効例外もあります。それ
   は追って解説。したがってAには、 が付いていないが、ついているのです (@と同じ音)。
(注2):Bの音に至って、のついていない元の音(この場合中央) に戻ったのです。D、Eも同様です。

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