タムラマの【ピアノ・和音・転調】独習法

p8
of The basic chapter

楽曲の途中にある一つの音を臨時的に変える記号を“臨時記号”という。
シャ−プ、フラット、ナチュラル等です。その具体例を以下に示します。
名称 |
シャ−プ |
フラット |
ナチュラル |
記号 |
♯ |
♭ |
|
意味 |
半音 上げる |
半音 下げる |
♯や♭で変化させた音を元にもどす |
具体例 |
 |
Fig.6 楽譜上の音符にシャ−プとフラットを付けた場合の対応する鍵盤の例
●中央ハ (正式音名
)の音符
の左隣接に♯をつける→
。この音は、
の右隣接の黒鍵です。
●
の音符
の左隣接に♭をつける→
。この音は
の左隣接の黒鍵です。結局両者は同じ音!
Fig.7 1小節内の音符にシャ−プとフラットを付けた場合の記譜の具体例
(注1):臨時記号は、原則的に付けた記号の右側の1小節内に限って最後まで有効。例外もあります。それ
は追って解説。したがってAの
には、♯ が付いていないが、ついているのです (@と同じ音)。
(注2):Bの音に至って、♯のついていない元の音(この場合中央
) に戻ったのです。D、Eも同様です。
top1 目次 前ペ-ジ(p7) 次ペ-ジ(p9)