四国八十八ヶ所などにご参拝に伺えないご本人様に代わり、参拝を代行する事、又、行う方を代参・代行といいます。土地を離れられなかったり、病床、故人のご意志、又、村や講で代表に託す代表代参など、様々な形で代参が託されます。現在でも四国に残る「お接待」はお遍路さんへの施しの慣習ですが、同時に、「私の分もお願いします」といった仏道への寄託を願う、代参の形の一つでもあるのです。


【主な代参の種類】

① 八十八箇所のみ　② ①＋高野山　③ ①＋②　④再開巡礼　等、ご依頼主様のお考えによってプランが選べます。料金を参照


【代理参拝の内容】

・門前にて合掌、一礼し、境内に入り水屋で手と口を清める。
・許可がある所では鐘楼で鐘を打ちます。
・本堂、大師堂にて納め札を入れ、線香、ロウソクをあげ、お賽銭を入れて読経します。
・納経所にて納経帳にご朱印を頂きます。
・門前にて合掌、一礼し、次のお寺に向かいます。

仏道にはもちろん、お寺やお四国の方に、礼儀・作法を尽くして失礼のないようお参りさせていただきます。

一、ご依頼主様と共にご参拝させていただきます。

　ご依頼主様のお心と供に代参いたします。ご依頼主様のご意志が伝わります様、お大師様と供にお心をもって代参させていただきます。 ご依頼主様のお心移し品（写真、愛用品など）がございましたら、巡者にお預けいただけますとお品と供にご参拝させていただきます。

一、礼節を尽くしてお参りいたします。

　お寺や地元の方に礼儀を重んじ、礼節・作法を尽くしてお参りいたします。

一、遍路中、毎日ご報告させていただきます。

　お参りした札所を写真に撮り、現地から写真ハガキ、メール、お電話等、いずれかをさせていただきます。巡者とは直接連絡をお取りいただけますので、幾一、巡礼状況をお知りいただけます。お気軽にお申し付けくださいませ。

一、 結願した納経書、お杖をお渡しいたします。

　四国88ヶ所札所と高野山奥の院（＋別格二十箇所等）で御朱印と黒書を頂いた納経書は、遍路終了後、お渡しいたします。お遍路で使用しました、大師の分身となります金剛杖も、遍路終了後、お渡しいたします。 又、納経軸もご希望により承っております。

一、巡礼記録日記をお渡しいたします。

　お遍路の辿った道のりの詳細は、結願後、巡礼記録にてお渡しいたします。日程ごとに巡者が辿った行程やご参拝させていただいた札所などが記録されています。又、立ち寄った場所や風景を写真に収め、日時等も合わせ、写真付きの記録日記を制作いたします。

＊納経書、お杖、巡礼記録日記等は、ご依頼主様とご相談させて頂き、直接お渡しに行かせて頂きたいと思います。ご要望等ございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ。