活動報告

活動の終了報告です。
■海の歌を歌う 海の生き物に触れる
2013年4月27日〜28日   南あわじ市阿万
海の生き物 南あわじ「歌と講演の会」および「自然観察会」は、無事終了しました。天候に恵まれ、現地の方々の指導で、星空観察会もできました。どうもありがとうございました。
 
■海の生き物を守る講演会 盛況のうちに終了
2013年2月9日(土) 13:30〜16:30   浅草の台東区民会館9F特別会議室(大)
海の生き物を守る講演会「海と共に生きる〜日本の海岸は今〜」を開催した。日本自然保護協会との共催。参加者は約100名。定員は80名だったので、立ち見が出るほどの盛況だった。
プログラムは以下の通り。

・「ハチの干潟の保全と行政」(岡田和樹・ハチの干潟を守る会)
・「巨大防潮堤計画と住民の意思」(畠山信・NPO法人森は海の恋人副理事長)
・「ジュゴンの海の護岸建設」(安部真理子・NACS-J)
・「なぜ日本の海はコンクリート化されたか?」(向井宏・海の生き物を守る会代表)


講演会終了後、海の生き物を守る会総会を開催しました。
 
■祝島・長島での観察会終了
2012年5月6日 10:00〜16:00  山口県上関町祝島
2012年5月6日(日)、山口県上関町の祝島と長島での観察会は、好天の中、長島の自然を守る会との共催で開催されました。参加者は、21名。京都、大阪、奈良、広島など遠くから多くの方が参加してくださいました。

ただ、残念ながら当日は風が強く、船酔いをする人も何人かでる荒天で、田ノ浦へ上陸して観察する機会は訪れませんでした。その代わり、高嶋美登里さんと向井 宏の講演をじっくり聞き、祝島の塗り塀の小路を歩いて、楽しみました。参加者は祝島が初めての方も多く、映画「ミツバチの羽音・・」や「祝の島」で見た祝島の雰囲気を十分味わって帰りました。おおむね好評だったようです。
 
■嘉陽海岸砂浜調査を実施
2012年2月11日(土) 14:00-17:00  沖縄県名護市嘉陽海岸
ジュゴンが来るところとして有名な沖縄県名護市嘉陽海岸で砂浜海岸生物調査を、日本自然保護協会と北限のジュゴンを見守る会調査チーム・ザンとの共催で行いました。小雨の降るあいにくの天候で、参加者は10名程度。しかし、沖縄タイムズ、琉球新報、HBCテレビなど報道陣も取材に訪れました。調査は、護岸計画のある北川の浜と前浜の2ヶ所。調査後、みんなで同定作業を行いました。終了後、向井代表がこれまでのジュゴン研究について講演し、みんなでジュゴンの保護について話し合いました。夜は、名護市街で懇親会。楽しく飲み、食べました。参加者のみなさん、ご苦労様でした。
 
■砂浜海岸生物調査リーダー研修会、無事終了
2012年1月21日(土) 9:00〜15:00  上総一宮公民館+太東海岸
NPO法人「OWS]と共催で開催した砂浜海岸生物調査リーダー研修会は、前日からの雪と雨にもかかわらず、遠く仙台からの参加者も含めて、参加予定者9名全員が揃って、開催されました。当日は、雨模様でしたが、9時から一宮公民館で、代表の向井 宏がガイダンスを行ったあと、全員で九十九里浜の一宮海水浴場の海岸に出ましたが、風と波が強く、秋山先生の解説を聞いた後、太東崎の太東海岸へ移動して、砂浜海岸生物調査を実際に経験しました。終了後、小雨も降ってきたため、公民館に移動し、同定のやり方を学びました。研修が終わって、秋山先生の自宅工房を見学。みなさん、驚きの表情でした。かくて、研修会は無事終了。今回の研修生から、今後、砂浜海岸生物調査を継続していただける人が出てくることを期待します。
 
■第1回海の生き物を守る講演会・観察会(南紀白浜)
6月26日(土) 9:30〜13:00  和歌山県白浜町瀬戸 京都大学臨海実験所講義室
今年(2010)度第1回目の「海の生き物を守る会」講演会および観察会を、6月26日(土)に和歌山県白浜町で実施しました。講師の倉谷うららさんが「ダーウインが愛したフジツボ」と題して、2時間近く、彼女自身が愛してやまないフジツボ類について、熱く語りました。参加者は、遠く横浜や京都、下関からの人たちも含めて18名でした。
講演会の後、予定していた海の生き物観察会は、参加者が講演会で話されたフジツボ類を観察しようと意気込んでいましたが、残念ながら強い雨に祟られたため、白浜水族館で開催中の内海富士夫博士生誕100周年記念特別展を久保田信京大准教授の説明で熱心に見て回りました。また、雨にもかかわらず2名が海岸に観察に出かけ、フジツボ類の採集を行いました。カイメンフジツボやケハダエボシガイなどの普段目に付かないフジツボの仲間が採集されました。観察会の参加者は約10名でした。
 
■フィリピン・ミンダナオ島のジュゴン・スタディツアーを実施
2010.4.14〜18   フィリピン・ミンダナオ島南ダバオ州
フィリピン・ミンダナオ島のジュゴン・スタディツアーを実施しました。参加者は日本人1名、フィリピン人2名でした。海の生き物を守る会から向井が参加、助手のフィリピン人1名が調査を行い、参加者たちがいっしょに調査に協力しました。ジュゴンは残念ながら今回も観察できませんでした。確実にジュゴンの出現が減少しているようです。

 調査は、ジュゴンの観察に1日半のうち4時間程度。潜水してジュゴンの食べ跡の観察と餌の海草の現存量調査を行い、ボートで沿岸を約3kmほど移動しながら海洋観測。あと半日で、クラマン川を遡って、中流域から河口部までの水質調査を行いました。調査結果は、これから整理して、おいおい発表します。

 スタディツアーのあと、向井代表と助手はミンダナオ島のイリガン州に向かい、イリガン州の河川と沿岸の視察を行った。
 
■砂浜海岸生物調査の研修会を行いました。
2009年11月28日 10時〜15時  三浦海岸佐島マリーナ先の天神島自然教育園
NPO法人「OWS]と共催で、砂浜海岸生物調査の研修会を行いました。当日は小春日和の快晴。講師は、南三陸町自然活用センター長の横浜康継さんと当会代表の向井。参加研修生は14名。みなさん熱心に取り組み、砂浜でお弁当を広げることも含めて、5時間の研修を終えました。遠くは京都から参加された方もいました。来年もまた開催を考えていますが、関東以外でもやりたいと思います。
 
■民主党新政権に海洋環境の保全を訴えました
2009.9.14  
9月14日、鳩山政権ができる2日前、海洋ネットに参画している多くの市民団体の人々といっしょに、民主党の政策に海洋環境の保全に関する施策を取り入れるように、要望書を提出しました。
 
■小湊(千葉県)の観察会・講演会
7月4日 9時〜14時  千葉大学小湊実験場
7月4日に千葉県外房の小湊で、海の生き物講演会と磯の生物観察会を行いました。雨模様で風も強い天候のせいか、参加者も予想よりも少ないイベントでした。昨年も千葉県銚子での観察会には、雨に泣かされました。しかし、参加者は海に潜ってウミウシ類や多くの海藻を観察しました。

講演会:演題「温暖化と生物相の変化」講師 久保田信(京都大学准教授)
観察会:指導 平野弥生(千葉大学)、向井宏(京都大学)
 
■海洋シンポジウム「海洋環境の保全〜海洋生物とその環境保護・保全の政策化をめざして〜」
2009年3月28日(土) 13:30-16:30  弘済会館きくの間(東京)
海洋環境政策ネットワークと共催で、開催しました。後援は、日立環境財団とセブン-イレブンみどりの基金。

基調報告:勝川俊雄「日本の水産行政の問題点と方向性」

問題提起:
「日本における海洋保護区」環境省
「持続的利用のための海洋保護区はどうあるべきか」向井 宏
「海洋保護区の設置と制度的課題」清野聡子
「海洋保護・保全法の提案」海洋環境政策ネットワーク(小林幸治)
「知床と北方四島の事例紹介」大泰司紀之(北の海の動物センター)

パネルディスカッション:司会 伊沢あらた

参加者数:約50名
 
■第4回観察会および講演会
2008年11月15日(土) 10:00〜15:00  和歌山県白浜町瀬戸の番所崎海岸
第4回の観察会と講演会を、和歌山県白浜町瀬戸の海岸と京都大学瀬戸臨海実験所を会場に行われました。当日は暑いほどの陽気に恵まれました。午前中は、水族館も無料で見学させてもらい、海岸の生きものも観察しました。参加者は約20名でした。

指導者は、久保田信(京都大学瀬戸臨海実験所)
講演者は、大久保奈弥(京都大学)と向井 宏(海の生きものを守る会)。

この観察会と講演会は、セブン-イレブン緑の基金の助成で行われました。
 
■第3回自然観察会
2008年8月2日(土) 10:30〜夜  山口県上関町長島の田ノ浦
山口県上関町長島の田ノ浦で、自然観察会を行いました。また、夜には、アカテガニが海に降りて子供を放出するところを、参加者全員で観察しました。感動!

指導者:池澤広美(茨城県自然博物館学芸員)

この活動の様子は「うみひるも23号」に書かれています。この観察会は、セブン-イレブン緑の基金の助成で行われました。
 
■第2回自然観察会
2008年6月21日(土) 10:00〜14:00  千葉県銚子市外川海岸
千葉県銚子市外川海岸で、海岸生物の観察会を行いました。
当日は雨でしたが、それでも多くの市民が参加しました。

指導:平野義明・平野弥生・羽賀秀樹・向井 宏

この観察会は、セブン-イレブン緑の基金の助成で行われました。
 
■野付半島の自然を守るワークショップ〜防災と環境の両立を目指して〜
2008年8月27日(水)〜28日(木)   北海道別海町オダイトウ 東公民館
蝕まれている野付半島の自然を守るために、防災と環境の両立を目指したワークショップが日立環境財団の助成で行われました。

<話題提供者>
 加藤 真 (京大大学院教授)
 川辺みどり(東京海洋大学准教授)
 樋口広芳 (東大大学院教授)
 宇多高明 (土木研究センター理事)
 鷲谷いづみ(東大大学院教授)
 森田正治 (野付半島ネイチャーセンター)
 向井 宏 (海の生き物を守る会代表)

詳細は「うみひるも24号」をご覧ください。
 
■第1回海岸自然観察会および海藻おしば講習会
2008年5月18日 8:30〜11:30  厚岸町アイカップ海岸と厚岸水産高校
指導者:向井 宏(自然観察会)
    野田三千代(海藻おしば講習会)

講演会に続いて厚岸町アイカップ海岸で自然観察会を行い、その後、採集した海藻などを使って、海藻おしば協会会長の野田三千代さんの指導の下、海藻おしばを作ってアート作成を楽しみました。
海藻は地球の環境をつくってきた海の生き物です。

その海藻と親しみ、海や地球の環境を考えるきっかけにしたいと、同趣旨でこの活動を行っている野田さんをお招きしました。

この講習会もセブン−イレブンみどりの基金の助成を受けて行われました。
 
■第1回海の生き物講演会
2008年5月17日 13:00〜15:30  北海道厚岸町厚岸情報館2F
<演題および講師>
「大黒島のアザラシは今・・・」
  小林万里(東京農業大学講師)

「日本の海岸を守るために」
  向井 宏(海の生き物を守る会代表)

セブン−イレブンみどりの基金の助成を得て行われる第1回の講演会は、道東の会員植井真さんの努力で盛況のうちに終了しました。参加者約30名。
アザラシの講演には多くの質問や意見が活発に出されました。
 
■砂浜海岸生物調査第1回現地調査および説明講習会
2008年5月10日 10:30〜12:00  三浦半島和田長浜海岸
<OWSと共催>
天候は小雨でしたが、16名の参加者と本会のスタッフ4名、OWSのスタッフ4名の合計24名は、向井代表の説明のあとそれぞれ二人一組で初めての砂浜海岸生物調査を行い、終わったあと反省点を指摘して今後の改良点とし、再びこのような説明講習会を行うことを約束して散会しました。
 
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