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福岡市原爆被害者の会では日ごろ、被爆者からの相談や被爆の体験を語り継ぐ語り部の活動、被爆者への情報の提供、行政や各種団体との連携など、様々な活動を地道に続けています。 その主な活動は次の通りです。夫々の活動については、委員会を設け、委員会を構成する人たちによって、日ごろ、きめ細かい対応に努めています。
【事務局での日常活動】
事務局に会員が常時1名駐在し、日々訪問される被爆者など来客への対応、被爆者から寄せられる電話・ファックス・メールへの対応、行政機関や各種団体との連絡調整並びに諸活動への参加などに努めています。
【被爆者の相談に応える】
原爆症認定申請の相談や支援、介護に関する相談や支援、被爆者健康手帳の取得に相談・支援等々、被爆者の立場に立ってご相談に応じています。その成果は相談活動の現状をご参照ください。 また、年一度アンケートにより、会員の最近の様子やご意向を伺っています。
【被爆体験を語り継ぐ】
学校や集会所に出向き、被爆体験者(語り部)による被爆体験を語り、原爆の悲惨さ、核兵器の恐怖、戦争の悲惨さ、平和の尊さ、命の尊さを訴える活動を続けています。詳細は証言活動をご参照ください。 被爆者の高齢化により、被爆体験を語り継ぐ人(語り部)が少なくなり、後継者の育成・募集にも努めていますが、この活動をいつまで続けられるか心配です。
【広報活動】
機関紙「被団協」の配布、福岡市原爆被害者の会報「折鶴会だより」の発行、ホームページによる情報発信、更に支部によっては新聞を発行するなど、被爆に関わる情報のタイムリーな提供に努めています。また懇親会や声掛けなど、会員との懸け橋になるよう、会員に寄り添った活動も行っています。 |
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