弔辞と謝辞の毛筆代筆です
ハビット毛筆代書商店小谷吉秀

弔辞は喪家へ,謝辞は学校へ,答辞は学校・団体へ,永久的に保存されるもの,キレイに書かなければいけません

料金は基本ワンセット10000円(毛筆代〜1200文字以内・用紙「奉書紙と上包み」)+郵送レターパック370
1200文字〜超える場合は〜600文字以内ごと5000円の追加となります
★弔辞・謝辞の場合添削に労を要した場合は1000〜3000円必要です

※弊店の大判奉書紙サイズ■外包み紙は縦26センチ・幅9センチ奉書紙は縦24センチ・折り幅8センチです
【尚、用紙はお客様の持込みは、不要です。

お客様へ
弔辞・謝辞の毛筆について
■文字の指定はできません〜毛筆筆耕者で楷書と行書を使い分けて書いていくことになります
■改行の指定もできません〜毛筆筆耕者で毛筆をしながら良い区切りで改行することになります

☏喪家(そうか)から,まぎわに,弔辞の,ご依頼を受ける場合
当日読み上げたメモ弔辞は喪家に渡さず,日を改めて,清書した弔辞を喪家へ渡しても失礼にあたりません。
実務では多いです。

ご依頼がすいてる時の最短出来上がりの一例です
1日2日3日4日
原稿を受取る添削とレイアウトの確認毛筆をはじめる。振込確認後,商品の発送をする
※お客様の原稿によっては添削とレイアウトの打合せに日数がかかる場合があります
  1. 24時間(年中無休)>>■小谷吉秀と代筆者(妻)2名のみで個人情報保護宣言をしております
    ご依頼の方は>>■■メールでお問い合わせ■■から下記項目をメールしてくださいませ 【お届け住所とお名前携帯
    【弔辞ですか>>謝辞ですか>>答辞ですか】
    【何日までに必要でしょうか】
    【添削を希望する・添削を希望しない(原稿通りでよい)】
  2. 返事メールをお待ちください(8時間以内に返信メールがあります)
  3. 返信メールから原稿(ワード等)を添付にてお送りしてください(直接メールから書込みも可です)
    • 原稿を郵送される場合は、「住所」へ郵送してください
  4. ■受け取った原稿の校正・添削アドバイスをさせていただきます(ここで目安の料金がわかります
    ■校正後の文章と漢字の確認をして頂きOK返事後に毛筆の準備を始めます
    メールで振込先をお知らせさせていただきます
  5. 料金のお振込確認後に
  6. 「出来上がり」を大阪の郵便局から郵送させていただきます

弔辞(ちょうじ)のいろはについて

弔辞の構成
@訃報を知った時の悲しみや驚きや、
A故人の人柄や経歴、功績、エピソードなど、また
B残されたものとしての現在の心境、今後の決意
C冥福を祈ることば、別れのことばなどで構成するのが一般的です。
間違えやすいポイント
弔辞の上包みの(天と地の)向きは,重なりが右側になります
謝辞の上包みの向きは弔辞の反対で重なりは左側になります
上包みとは
奉書紙を半分に切り,3つ折りにしてその上にタイトル【弔辞】【謝辞】と書きます。同じく奉書紙に書いた,弔辞文章・謝辞文章を包むモノです
写真は,大判24センチ奉書紙と上包みです。
包紙 奉書紙
持参方法 注意:和紙なので大変、には弱いです。
弔辞は葬儀場へは、よく本には、「上着ポケットに入れて」おくとか、「左手にもって」とか書かれていますが、それまでの道中は、本に書いていません。自論ですが、奉書紙は、汚れ安い和紙で、ニオイも付き安い紙質です。なので、ふくさで包んで持っていくとか、風呂敷に包んで持っていくほうが良いのでは・・・

謝辞の書き方ポイント 弔辞の書き方ポイント 奉書紙(ほうしょがみ、ほうしょし)とは

謝辞の書き方ポイント

謝辞には色々な種類があります。「お祝いの言葉」「感謝の言葉」「祝辞」「御礼の辞(お礼のことば)お礼の言葉」等々。読まれる方の立場によってタイトルが違います。(保護者代表・後援会会長・園長などなど)の立場からの目線で文章を考えなければなりません。また出しゃばってその立場のおかぶを奪うような文章もつつしまなくてはなりません。
もって文章はご自身で考えなければいけません。ご来賓の方に感動を呼ぶ文章でなければいけません。

タイトルについて
通常,タイトルは「謝辞」ですが,仏教の幼稚園では「感謝の言葉・感謝の辞(かんしゃのことば)」とするところもあります
句読点は必要なしです
●謝辞は,基本的に句読点を外した文章にします
(※句読点を外して,「福が入り込むように」という意味合いからです)
改行の一文字下げは,しません
文章の頭ラインは揃えて書きます
いろいろと書きたいことはわかりますが
1200文字内に収めたいものです。
特に幼稚園の謝辞は,保護者もお若い方が多いので,まだ,学生気分の延長のような会話調作文が見受けられ,文章が長くなる傾向ですが,
しかし,謝辞を聴衆される方は,老若男女の幅広い年齢層なので,言葉の選び方に大変,気をつけなければいけません。
普段の会話でしたら「若いからね」で理解して年配者は聞いていますが,謝辞となると,その幼稚園に,永久保存される
モノです。下手な字は一生の恥になります。ので,代筆をおススメします。
文書ですが,まず,会話の文と文書の文は違うことを理解して下さい。
会話は,声の抑揚とその人の個性でしゃべって相手に伝達しますが,
文書は,声を出さない場合,目で読んで頭にイメージを浮かべて理解するモノです。
わかりやすく言えば,目で読んで頭の中に映画のスクリーンが浮かぶ文書が理解しやすい文書です。
来賓の方の感謝,園長先生と先生の感謝,保護者の感謝は,始めと終わりに必ず入れなければいけません。
保育所と幼稚園とこども園と小学校の言葉の使われ方
保育所では卒園は「修了式」と「入所式」です。児童福祉法に基づく「児童福祉施設」の為
幼稚園では卒園は「卒園式」と「入園式」です。学校教育法に基づく「学校」の為
認定こども園は卒園は「修了式」と「入園式」です。学校教育法に基づく「幼保一元化施設」の為
小学校では「卒業式」と「入学式」です。学校教育法に基づく「学校」の為
仏教幼稚園でしょうか?キリスト幼稚園でしょうか?
保護者が一番わかっていることですが,仏教・キリストでも宗教を敬い讃えるフレーズを文書に入れてください。
様を使ってください。では殿とは・・・
殿は,「○○会社社長××殿」と,官公庁,公務員が事務的な手紙を個人に出す場合に使っていた言葉である。
つまり「お上」が「庶民」に対して上から目線で宛名に使っていた。最近では,様に移行変更しています。
現在でも公用文では一般に「殿」が使われています(省庁の公文書で,あて先の敬称には「殿」)古い体質の民間会社では,社内でまだ使われていますが,様に移行変更になってきています。
今でも社内の同僚同士で殿は使われていますが,できれば様を使う方が無難です。でも,年下には,殿を使ってもよいでしょう。
様〜経理部長 姓名様,民間では,様を使う方が一般的になってきている。
例外事項:「園長」と「様」の二つを付けると二重敬称となりマナー違反です。 しかし、「殿」は「園長殿」「先生殿」「社長殿」「部長殿」などの肩書きに付けたりします。
保護者を使ってください
父兄(ふけい)とは〜私の時代は父兄という言葉を使っていました。私も子供ときから疑問だったですが,父兄参観では,母ばかり来ているのに,どうして兄?と書くのか?ちょと調べてみました。現在は禁止用語です。1947年に廃止された家長制度(男性を長とする考え)に由来する言葉で、 子どもを保護するのは「男」、つまり家長としての父、その継承者としての兄である・・・という意味を含んでいます。民法の規定により、女性は独立した人格とはみとめられず、父兄、夫に従属するもの、いつも頭のあがらないものという地位に属していた時代の用語です
父母(ふぼ)とは〜字のごとく父と母の両親を示しているわけですが,昨今,震災などでお亡くなりなった家族が増えました。また時代の反映で離婚も増えてきました。かつて看護婦が看護師に,スチュワーデスがキャビンアテンダントに言い方がなったように父母から保護者に変更する方が学校関係にはよいのでは思います。しかし,歴史の長い幼稚園では今も父母(保護者という意味で)を使っています。
幼稚園児の服装用語について
帽子〜赤白の体操帽,制帽〜毎日の登園用の帽子
スモック〜幼稚園児の男女が着る上着の一種。基本的には丈の長めの身頃に、長袖がついた形のデザインです
僭越(せんえつ)ながらとは言わないでください
辞書では「自分の身分や権限を越えて、出過ぎたことをする」と書かれていますが,昨今のイメージでは トップでふさわしい方が謙遜して言う言葉になっています。しかも酒席とか宴会の会場とかで使われることが多いので,幼稚園ではふさわしくありません。
ご苦労とご足労の違い
謙譲語を知らなくて育った世代なのか?以外と知らない人が多いです。ご苦労とご足労は ちゃんと使い分けをしなければ恥をかきます。使い分けは簡単です。 ご苦労は年下か同僚に対して言う言葉です。下から目線もあります。 ご足労は,お客さま,先生など敬ったり,謙譲語,丁寧な言葉です。もって 先生には,いくら若くても「ご足労」と言わなければいけません。
3月の季節用語
3月 早春の候/春暖の候/花便りの聞かれる今日このごろ/春まだ浅く/春色にわかに色づき/日増しに春らしくなり
佳き日か?良き日か?
私も未だ迷っています。でも日頃,目にする感じは「良」です。ちょと調べてみました。
佳き(うつくしい)・良き(よい)・嘉き(よろこび)・吉き(しあわせな)・懿き(うるわしい) でした。漢字から行くと「佳き日」がよいと思いますが,私の好みからいくと「良き日」がいいのではと 園児の旅立ちの区切り日という意味あいです。結婚式では「佳き日」がいいかもしれませんね。輝いていうつくしい花婿,花嫁という意味です。「結婚を佳き日から良き日になる」
「先生がしゃがみ込む」か「先生がかがみ込む」か
子供の目線に先生がしゃがみ込んで合わせた。後ろの子供に舞台が見えにくいので先頭の先生がかがみ込んだ。
「先生は子供に手を貸す」と「先生は子供に手をさし出す」
竿がのびるように手を出す場合は「さし出す」舌がペロっと出るような感じの場合は「貸す」です。貸すは本人自ら言う場合で ,他人が言う場合は「さし出す」の方が敬いがある
「先生に感心する」と「先生に学ぶ」
上から目線が「感心する」で下から目線が「学ぶ」なので,親は先生から「学ぶ」がよい。親が子供に感心する。これなら良い。
初めてと始めての使い分け
以下,例文を列記しておきますので読めば理解できると思います。生まれて初めて水泳をする。今年の水泳を始めてする。 初めて北海道にきた。掃除を始める。英語で(初めてfirst,New)(始めbeggining,Start)(副詞)初めて(動詞)始める
園長先生,卒園証書,卒園児
謝辞の骨組み
タイトル(謝辞)
季語
学校に対してお礼の詞
入学から卒業までの思い出
学校に対して最後おお礼の詞
学校の繁栄を願う詞
先生に対して健康を願う詞
日付,●●幼稚園,卒園児保護者代表 ●●●●
●●●幼稚園 園長殿(この場合は様は,間違いで殿がよい)
※弔辞は
遺族や関係者が弔辞を依頼するのは、いろいろなことを考えて、故人のために最も適当と思われた方が選ばれた結果ですので
遠慮するより受けるのが礼儀です。
そして弔辞は,喪家(ソウカ)葬家(ソウケ)に保存されますのでキレイに書かなければいけません
死に対する言葉の使い方
不帰(仕掛けの仕事を残して死ぬ場合),永眠(老後亡くなる場合)
使わない方が良い
他界(既に亡くなって数年経つニィアンスがする)
堅苦しい言葉を使う必要はありません
お決まりの文句を並べるよりも,自分らしい言葉で率直な気持ちを,普段手紙を書くような感覚で,
話かけるように書くとよいでしょう。誰も知らない故人とのエピソードや,故人の人柄を彷彿させるような話のほうが温かみがありますし
故人を慕っている気持ちが遺族や参列者にもきっと伝わるはずです。
弔辞の書き方ポイント
上包みに「弔辞」等を書く
奉書紙の本文の最初に「弔辞」等を書く
書き始めも、行変えのときも、一字下げる必要はなく、全文頭をそろえて書く
句読点のかわりに、一字分あけて読みやすくする
奉書紙の本文の最後に、日付氏名を忘れずに書く
御霊前と御仏前の違い
御霊前(ごれいぜん)とは−亡くなられた御霊の前にという意味
通夜,葬儀,告別式,初七日に不祝儀袋の表書きに書くコトバです
御仏前(ごぶつぜん)とは−仏様になられたその仏の前にという意味
四十九日法要から以降の不祝儀袋の表書きに書くコトバです
濃墨と薄墨の誤解
今は印刷以外は手書きは全て濃墨で書きます。 薄墨は「急なので,墨が普通の濃さになるまで,摺る間もなく取り急ぎ,字が読める程度まで摺って,書き馳(ハ)せ参じました」「悲しみの涙で墨が薄まったという表現」「訃報に墨をする暇もなく」〜「いい訳」にもとれる表現方法です。
謹むと慎むの使わけ
辞書では,どちらも間違いでないですが,使い分けるなら
●御主人様御逝去と承り、謹んでお悔やみ申し上げます。
●謹んで哀悼の意をささげる。
●言動を慎む。
●酒を慎んで健康に留意する。
謹むは,あいさつ文などで使う改まった言い方で、相手に礼を尽くし、恭(うやうや)しく行動するさまを表す。  
哀悼の意と哀悼の辞の使い方
「哀悼の意」は、「哀しみ悼む気持ち」で、
●哀悼の意を表す
「哀悼の辞」は、「哀しみ悼む言葉(文章・詩など)」で
●哀悼の辞を捧げる  
奉書紙(ほうしょがみ、ほうしょし)とは
上質の楮(こうぞ)で漉(す)いた、純白でしわのないきめの美しい厚い和紙です。
楮(こうぞ)繊維の厚紙で、その独自の上品なふっくらとした紙肌と汚れない白さが武家社会(公家、武家、寺社)で、
公文書の料紙として用いました。
注)現在では高級木版画用紙としても愛用されています。
奉書(ほうしょ)とは
将軍など上位の者が命令をするとき,直接,名前を出さずに,下位の者が【仰(おお)せ=命令】を【奉(たてまつ)って=受けて】書く方法
つまり,奉書(天皇・将軍などの意向や決定を下知する文書のこと)という間接的な公文書の命令方法があった。
その奉書を記した上等な楮(こうぞ)紙を,しだいに奉書と呼ぶようになった。
たとえば
奉書紙とは、時代劇の場面で「鎮まれ、静まれ、上意なるぞー」とか、おんじやう(音声)をあげつつ、
おもむろに懐から取り出す細長く折り畳んだあの紙のことです。
楮(こうぞ)とは
クワ科の落葉低木で、樹皮の繊維が和紙の原料になります。繊維は細長くて強く、やわらかくて光沢もあり、昔は木綿布(ゆふ)も織られました越前奉書が有名。室町時代ころから漉かれていた。
室町幕府がこの紙を公文書として用いた事から、命令書の意の「奉書」紙と呼ばれるようになったという。
後に技術が全国に伝播し、各地で奉書紙が作られるようになった。現在も、主として儀礼用に用いられている。
※注)奉書焼として利用される。
スズキやアマダイを奉書紙で包み、時間を掛けて焼き上げる料理を奉書焼という。スズキを使ったものは島根県松江市の郷土料理の一つ。
※注)鑑定紙として利用される。
昔、公式文書や進物用、鑑定書などに「奉書紙(ほうしょし)」という紙を使っ
ていた。この奉書紙は最上質の和紙で、もともと上意を下の者に伝える時に使
われていたもの。
※注)「折り紙」とは、
この奉書紙を2つに折って特に鑑定用に用いた紙のこと。
江戸時代には刀剣鑑定の本家の本阿弥家が2つ折りにした奉書紙を刀の鑑定書に用い、その鑑定書がついた刀剣は「折り紙つき」の刀剣で、またそれは「折紙太刀」と呼ばれるようになった。
そこからこの言葉が一般に広まり、信頼できる人など、物以外にも使われるようになったのである。
品質や価値、人格や技術などに定評があったり、保証付きであることを「折り紙つき」と表現することがありますね。
子供の頃よく遊んだ「折り紙」とは違います。
■個人情報保護宣言>>一切,こちらからセールスは,ありません■

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