タイトル | : コーリンファンクラブ野望編(苦情受付可) |
投稿日 | : 2009/08/10(Mon) 22:58 |
投稿者 | : パタ |
「( ゜∀゜)o彡゜こーりん!こーりん!」
すぐそばにトマトの飛び交う群衆の中、ひときわ揃った掛け声をする鉢巻を締め、気合の掛け声の一団がいる。
何気に思わず見ていると・・・
ベシャ。
中央でひときわ大きな声を出していた、髭面のどこかの棟梁のような貫禄を持った中年男の顔にもろにトマトが命中。
ゆっくりとスロ〜モーションのように倒れる髭面。
「か、会長ーーー!!」
周りにいた鉢巻集団たちは髭面を抱え叫んだ。
「る〜る〜るー。」
私はなんとなく悲哀のこもったメロディを奏でる。
「そ、そこの御仁。」
会長と呼ばれた髭面が真っ赤になった顔で私に呼びかける。
「か、会長!それ以上動いてはいけません!トマトの汁が鼻に入ってしまいます!!」
「ぐほぉ!ごっはぁ、げっほ。」
何やら大変そうだ。
私はおそるおそる近づく。
すると髭面は自身の頭に巻いていた鉢巻をはずし、私に手渡した。
「あ、後は任せた・・・ガクッ。」
そうして、ことさらにわざとらしく髭面は倒れた。
「か、会長・・・。コーリン応援の場所とりを徹夜でしたりするから・・・。祭り中はコーリンも動き回るから、固定の場所をとっても仕方ないからとあれほど言ったのに・・・。」
周りにいる男どもはすすり泣く。
私は手にした鉢巻をじっと眺める。
『L・O・V・E!コーリン』
覚悟を決め、それを頭に巻く。
「皆さん!戦いはまだ終わってはいません!!
託された思い!私が引き継ぎます!!!
立てよ!コーリンファンクラブ(非公式)!!
今こそ、コーリンの勝利のために!
トマトを構えよ!!
数々のファンクラブチームからコーリン応援のための陣地を取り戻すのだ!
行けよ!皆の集!!まずは我等のコーリンを狙うものに対し、総攻撃を行え!!
我等の合言葉はただひとーつ!!!」
「「「「「( ゜∀゜)o彡゜こーりん!こーりん! 」」」」」
「突撃ー!!!!!!!!!!!!」
こうしてトマト祭りを真っ赤に染めた裏の物語が今、幕を開けたのだった。
・・・しかし、コーリンって誰?
PL:PONTAさん!勝手に祭り上げてしまってすみません!
苦情、削除いつでも受付可能です!!
PCはコーリンと面識がありませんw
きっと他のファンクラブチームと無駄に熱い戦いをすることでしょう・・・。