？「ふむ。弾幕が今ひとつのようじゃの・・・
　　よいか！　わしの掛け声に合わせて、『せーの』じゃ！！」

※「あーっと、これは凄い弾幕です！
　　被弾者続出！　とんでも無い事になったぁー！
　　・・・って、あれ？ニクソン導師？？見事にトマトに埋もれてますが・・・」
ニ「何もわしまで、集中的に狙うことは無いと思うんじゃが・・・」



※開催委員より：
　ランダム＆スナイパートマトの結果は、
　・グラン　→　コーリンに命中。
　・スナイパー　→　リートフェルトに連続命中。
　となりました。
　あと、弾幕に当たった人：イシュト、エグランチエ、エリサライル、カイル、グラン、バート、レスティ。

　それでは、第４ラウンドの行動宣言を受け付けます。弾幕濃度は、２です。
　こちらの投稿締切は、８／13（木）の０時です。

白熱してますわねー
大々的に宣伝されていた、トマト祭り最大のイベント

市場の買い物？を済ませて、血気盛んな友人に手綱取られて
熱気渦巻く本戦の会場へと足を進めます

そこに繰り広げられていたのは、阿鼻叫喚のトマト地獄？？
一つだけいえるのは、参加者の人々の表情に険もなければ怒りもない

晴れを楽しむ、子供のような無邪気な姿

いいですわね



「べしゃ！！」
そんな私を襲った…流れトマトの一撃
……小憎たらしい表情の少年がそこにいました

「へへっ、そこでボケーと突っ立てる方が悪いんだよっ！！」
……たかが少年の悪戯じゃないですか

ざわりと周辺の人の波が下がります

「ね、ねぇロサ？ちょっと冷静にーーーーーっ！」
声をかけてきた友人の女の子に集中砲火トマト砲

「ええぃ！やっっちゃえロサ！」
はやしたてる声


トマトを山と積んだ籠がいくつか

無造作にそこから籠を一つ
周辺の波がさらに下がります、実感出来ても止めはしませんわよ

「そんな脅しにゃ乗らないよー」
ちょこまかと逃げる少年

> ？「ふむ。弾幕が今ひとつのようじゃの・・・
> 　　よいか！　わしの掛け声に合わせて、『せーの』じゃ！！」

掛け声と共に
狙いをつけずにぶん投げる籠
ア。外れました・・・


-----------------------
ニクソン導師に籠一杯のトマトをぶつけたんじゃないかなーとか思いつつ、横書き込みモウシワケナスwww

　べちゃ

　ぐちょ

　ぶにゃ


「―――グラン、リュシート、サラミ」


　大した混戦振りだ。
　客席からのものは、今のところ避けてはいるが、それもいつまで保つか。
　こういう祭りだ、当たらなければ意味がないとすら言える、が。

　この名前を深く心に刻み込んだ。


　よし。概ね、掴んだぞ。そろそろ、見は終わりだ。


　さぁて、まずは―――


「そこの女！」


　第一球、振りかぶって―――



「悪いな！」



　

1R目は石ころのように気配を消し、なんとかやり過ごした。

2R目は手頃な誰かを狙ったら、噂のトマト王子に当たった。
ふふふ、ラッキー

と、その瞬間、私の視界が赤く染まった。

ほほう？これはこれは・・・・

名前を見ると
「・・・・クレール？」
見たことも聞いたことも無いな。

だがしかし、クレールとやら、このままで済むとは思うなよ！


-----------
PLより

8/12　22：23　加筆訂正

「(　゜∀゜)o彡゜こーりん！こーりん！」

　すぐそばにトマトの飛び交う群衆の中、ひときわ揃った掛け声をする鉢巻を締め、気合の掛け声の一団がいる。


　何気に思わず見ていると・・・


　ベシャ。
　中央でひときわ大きな声を出していた、髭面のどこかの棟梁のような貫禄を持った中年男の顔にもろにトマトが命中。


　ゆっくりとスロ〜モーションのように倒れる髭面。
「か、会長ーーー！！」
　周りにいた鉢巻集団たちは髭面を抱え叫んだ。

「る〜る〜るー。」

　私はなんとなく悲哀のこもったメロディを奏でる。
「そ、そこの御仁。」
　会長と呼ばれた髭面が真っ赤になった顔で私に呼びかける。
「か、会長！それ以上動いてはいけません！トマトの汁が鼻に入ってしまいます！！」


「ぐほぉ！ごっはぁ、げっほ。」

　何やら大変そうだ。
　私はおそるおそる近づく。

　すると髭面は自身の頭に巻いていた鉢巻をはずし、私に手渡した。
「あ、後は任せた・・・ガクッ。」

　そうして、ことさらにわざとらしく髭面は倒れた。

「か、会長・・・。コーリン応援の場所とりを徹夜でしたりするから・・・。祭り中はコーリンも動き回るから、固定の場所をとっても仕方ないからとあれほど言ったのに・・・。」

　周りにいる男どもはすすり泣く。

　私は手にした鉢巻をじっと眺める。



　『Ｌ・Ｏ・Ｖ・Ｅ！コーリン』



　覚悟を決め、それを頭に巻く。

「皆さん！戦いはまだ終わってはいません！！
託された思い！私が引き継ぎます！！！

　立てよ！コーリンファンクラブ（非公式）！！
　今こそ、コーリンの勝利のために！
　トマトを構えよ！！
　数々のファンクラブチームからコーリン応援のための陣地を取り戻すのだ！

　行けよ！皆の集！！まずは我等のコーリンを狙うものに対し、総攻撃を行え！！

　我等の合言葉はただひとーつ！！！」


「「「「「(　゜∀゜)o彡゜こーりん！こーりん！ 」」」」」



「突撃ー！！！！！！！！！！！！」


　こうしてトマト祭りを真っ赤に染めた裏の物語が今、幕を開けたのだった。


　・・・しかし、コーリンって誰？




ＰＬ：ＰＯＮＴＡさん！勝手に祭り上げてしまってすみません！
　苦情、削除いつでも受付可能です！！

　ＰＣはコーリンと面識がありませんｗ
　きっと他のファンクラブチームと無駄に熱い戦いをすることでしょう・・・。

次の獲物は勿論、か・れ☆

飛び交うトマトを交わして、狙い違わず。
「やったあ！」
あたしのトマトは、見事にヨシュアさんの顔面HIT！

「ほーっほほほ、竜殺し討ち取ったぶほあ」

突然の衝撃、真っ赤に染まる視界、したたる赤い雫……。

「………ひどいわ、リートさん…」

ふ…ふふふふふ…
乙女の顔を汚したこと、身をもって悔いるがいいわ…ふふふ…

さっきコケてトマトに当たったのは仕方ないとしても。
ひゅん、ひゅんひゅん。

なんだか、私、狙われてませ、ん？

トマトを投げることもできずに必死に避けても・・・

べちゃ。
べたん。

緑色の種が髪からずるりと落ちた。

ふふ、ふ。


>「「「「「(　゜∀゜)o彡゜こーりん！こーりん！ 」」」」」

遠くで変な集団が吠えている。

赤く染まっていく選手と観客。

いい感じにカオスってきた！

お祭りはこうじゃなくっちゃね！