9月30日(日)

マトゥサーバニ・バススタンドに朝日が昇った頃に、むっくりベンチから起きだし、市内に行くバスを探します。すぐに教えてもらった番号のバスが来てそれにのって、ミーナークシー寺院に向かいます。
ミーナークシー寺院には、写真のようなシバ神や妻であるミーナークシー女史やその息子で象の頭をしたガネーシャが祭られています。

南インドのお寺は4方を壁に囲まれて、東西南北門が塔の様になっている。信仰しているのはシヴァ神 ヴィシュヌ神は二大神で、多くはどちらかを祭っている
熱心な信者はおでこに横三本(シヴァ)縦3本(ヴィシュヌ)というように線を描いている。シヴァ神は破壊と創造の神といわれ、ダンスを踊っている
レリーフが良く見られる。これはシヴァ神がご機嫌にダンスを踊っている間は、世の中が平和だから、その状態を表していると聞いた。

どこの国でも、宗教的な建物は古来から、贅を尽くして、時間をかけて作られて、大切に保存され今に残っているので、その地域の人たちは胸を張って私たち旅行者を迎えてくれます。
入場料金は、外国人のみという所も、世界では多くありますが、後世に残すためにも、その土地の人たちの先人に敬意を表しながら気持ちよく払っていきたいですね。


日中は汗が流れ出るほど暑いので、時々水分補給に、瓶のコーラを買って飲みます。10ルピー 約15円  時々外国では アレッ? って言うような味のコーラがありますが、これは瓶ですが、おいしい、店の人は瓶をジーーート見張っています。(持っていかれたら大損だぁ)

マドゥライでは、ここを見て早々にまた郊外のマトゥサーバニ・バススタンド(6`北)に市内バスで行きます。
昨日ベンチで寝たところです。

これからティルチラパッリへ向かいます、バスで3時間で巣が、今日は朝早く活動したので、昼過ぎには、着きそうです。

回廊の千本柱

礼拝者が身を清めるためのため池
かなり汚い・・・・・・・

踊るシヴァ神のブロンズ像

おでこに横3本は、シヴァ神の教徒です。

象に頭をなでてもらうと良い事がある。要チップ
機械的に頭をぽんぽんしていく象さん

昨晩お世話になった、きれいなベンチ

メガネとサングラスを二重掛けした怪しい
サドゥー(修行僧)悩み事相談や占いをしていた。

広いバススタンドの敷地、オリーブグリーン
の人はバスの車掌さん

バススタンドの前には、オートリクシャが並ぶ北インドのような、しつこい客引きはない

幹線道路沿いのドライブイン

チィルチラパッリは小さな町ですが、3つの見所があります、バスで回れそうです、ランカナータスワーミ寺院・ジャンブケーシュワラ寺院・ロックフォートです。大きなリックを背負っているので効率よくまわりたい

市内循環バス1番に乗って、ランカナータスワーミ
って車掌に言えば、ここで降りるんだよって、
教えてくれる

カメラを構えると、「おっ 俺か?」って
カメラ大好き インド人です。

ランカナータスワーミ寺院では奥の本堂には、異教徒は
入れません。向いの建物の屋根からビューポイントがあり
そこに昇ってみます。
  すぐに次のジャンブケーシュワラー寺院に行きます。バスがなかなかつかまらないので、歩いて
行くことにしました。それにしても荷物を背負って、歩くと背中が汗びっしょりになる。

ジャンブケーシュワラー寺院は、あれっ っと思うほど小さくこじんまりとしていました、今まで見た
ゴープラムが大きすぎてそう感じたのかも知れません。
中にはおばあさん
たちが待ち構えて、パクシー パクシー(お金ちょうだい)の連続
です、口に手を当てて、口をすぼめて 「食べ物が欲しい」のしぐさに少しうんざりして、それでも北インドより
ましだなぁと感じました。北インドがひどかったのか、8年前ということが要因なのか、解りませんが確かに前回
より旅行中に腹を立てることが、少なくなりました。

ジャンブケーシュワラー寺院の入り口

ロックフォートの上り口

ロックフォートは元要塞で 今は頂上が寺院になっています。初日のタイのワット・アルンで息切れしたので、見上げて大丈夫かなぁ問い感じです。ミャンマーのマンダーレでも延々と階段を上ったし、山形の山寺でも階段を上った、難所であればあるほど御利益があるのかなぁ。おじいちゃん おばあちゃんは大変だろうなぁ

山を登っていくと思ったより息も上がらず、頂上に到着しました。
川を挟んで先ほどのジャンブケーシュワラー寺院が見えます。やはり巨大な建築物だと感じさえられます。

しばらく岩山の頂上から、町を眺めてまた1番のバスに乗って、ジャンクション駅にに向かいます。時間が合えば1時間10分で、次の町タンジャーヴールに行きます。今は16時過ぎタンジャーヴールに着くころには日が暮れて今日の宿は、タンジャーヴールで探そう。

岩の上に作られた要塞施設、この上に寺院があります。

川の対岸には、先ほど行ったゴープラムが見える。

のどが渇いてパイナップルを思わず食べる

チィルチラパッリのジャンクション駅

チィルチラパッりは結構都会です。

列車の連結部の乗り口に(ドアはない)足を外にたらして腰を下ろし、ウトウト夕日がまぶしかったのがすっかり暗くなって、タン
ジャーヴールに到着、駅からオールドバススタンドに向かって歩いていきます。そこに行けば飯屋とホテルくらいあるだろうと思い
ながら、「ビールはあるかなぁ」思わず呟いてしまいます。

ホテルは3軒回って、比較的きれいそうなところに決めました。1階に食堂、地下にはバーもあるそうでシャワーを浴びたらとりあえず、地下のバーに行ってみました。
真っ暗な広々とした、コンクリートの床にテーブルが10卓以上、よく見ると結構繁盛しています。皆、後ろめたいのかお互い顔を見られないようにしているようです。
玄関のバーの入り口から入らず、ホテルから入って横の従業員階段のようなところを通って入ってきます。
キングフィッシャビールとピーナッツで150ルピーとチョット高いけれど、みんな1杯飲んではそそくさと帰っていきます。
その後
やっぱりかぁという不味いカレーしかないので、チャーハンとチャイを頼んで、食事は終わり、急にバケツをひっくり返したような雨が降り出しました。明日までに上がるといいのですが・・・・