10月1日(月)

今日から10月日本では 衣替えの季節でもここインドでは、何も変わりません!

ホテルから歩いてブリハディーシュワラ寺院に行きます。1010年に建てられ、1987年に世界遺産に登録されたところです。

←この頂上の冠石は、重さ推定81トン、ここに乗せるために6キロの斜面を作って設置した。

南方型寺院の最高峰と呼ばれる

この後、たずねるガンガイコンダチョーラプラム寺院とチョーラ建築の双璧といわれている。

ホテルから歩いて30分ぐらいで寺院の前に着きます。広い敷地の前には、バスの駐車場があり。多くの人でにぎわっています。
寺院の中は靴を預けてはだしで歩かなければいけません。アジアのお寺はたいていが裸足じゃないとダメで、まだ綺麗なところならいいのですが、カンボジアでは廃墟みたいなところで、赤ありに足をかまれて、飛び上がったこともありますし、灼熱の場所では、現地の人はいいのですが、外国人には耐え切れない暑さです、裸足に慣れていない欧米人は靴下を履いてそのまま歩いています。

時間にとらわれず気が済むまでそこにいて、公共のバスに乗って次の場所に移動する、そんな旅はとっても充実しています、時に夜行バスに乗ってバスターミナルで寝る羽目になっても、この自由な感覚はぶらり一人旅をやってみたものにしかわからない感覚でしょう。
鳥が鳴いている境内をひとしきり歩き、日陰でボッーとしてから、また町を歩いて王宮に行きます。
小さな町なので、すべて歩いてまわります。テクテク  テクテク


← 王宮の見張り塔の周りを回って、昇ることもなく終了。 

細かいレリーフが手間、隙かけて造られたことを忍ばせます。

そして長い間、信者や地元の人によって維持されてきたのでしょうね

王宮の外壁に作られた消防署

王宮は思ったよりこじんまりとしていて、そのままスルーしてしまいました。オールドバスターミナルに行ってクンバーコーナムにバスで移動します。
バスターミナルから発車すると思っていたら、「そこの大通りに乗るところがあるよ」って言われて歩いてキョロキョロしていると、クンバーコーナム行きは、あそこのバス停だよって、教えてくれます。以前のインドでは、教えてくれた場所はたいていが間違っていて、右往左往してようやくたどり着くという感じでした。

間違っているにもかかわらず、必ずチップくれって言われるか、ボールペン持っていないか?ときかれたものだった・・・
どんなバスでも人口の多いインドではまず満員です。大きなリックをもって乗り込む満員バスはちょっとらい・・・1時間30分で到着です。

クンバーコーナムのバススタンドまで行かずに途中でバスを降りる。クムベーシュワラ寺院に向かい、その後、またバスに乗って1キロ離れた世界遺産に登録された、ダーラスラムにあるアイラーヴァテシュワラ寺院に向かいます。

昼過ぎからは、ヒンズー寺院は夕方まで閉門するので、注意が必要です。
クムベーシュワラ寺院は通り沿いにあって、見学した後は、通りのチャイ屋で、チャイを飲みながら、ダーラスラム行きのバスは何番のバス?どこから乗ればいいの?ときいていたら、店の横の路地のような細いところをバスが走ってきた、店の主人と奥さんが「それだそれだ」って教えてくれた。あわててチャイグラスを返して「サンキュー・サンキュー」って繰り返してバスに乗ります。

ローカルバスでも8時間の長距離バスでも、乗ったならば行き先を車掌に告げると切符を切ってくれて、そこに値段が書いてあるので簡単に乗ることが出来ます。

これまた 泣きそうになるくらい不味い
豆のタリーと揚げパン

見事なレリーフのアイラーヴァテシュワラ寺院地元の人のみが訪れていた、静かな寺院で一息つく

街をぶらぶら歩いていると、自転車の解体作業を道端でやっている、イケメン3人を見つけた、「写真を撮って
くれないか」って、向こうからリクエストされて撮った写真が、これです。インド人は本当に写真に撮られる
ことが好きです。
街をブラブラ歩きながら、バススタンドを目指します。
バスに乗って3時間でチダムバラムに向かいます。ナタラージャ寺院しかないけれど、ここによってから、
今晩の宿泊地、プドゥチェリーに行くつもりです。

どいてくれよ、いくら神様の乗りモンだからって牛のくせに・・・・・・

車輪の付いた,山車のようなもの

チャイ屋のおやぢこの顔は、撮影用です

巡礼者が沐浴する、シヴァガンガ池

シヴァが踊っている間は、この世が続く 

プドゥチェリーは、今までのインドの町と違って、フランス統治
影響を残していて、リゾート気分が味わえると、ガイドブックには
書いてあり、牛の肉がそろそろ食べたくなってきています。

牛肉が食べたい、ビールが呑みたい
その一念で、がんばってプドゥチェリーに行きます。

しかし・・・・
暗くなってから到着した コンチネンタルホテルに決め
期待した、レストラン、ガイドブックによれば、ビーフステーキが210ルピー
で食べられると書いてある、そのレストランはすぐ横だ!

急いでシャワーを浴びて、いそいそとレスランに向かうと、21時で終了
オフシーズンで客もいないので、閉店のようだ・・・・・・・

非常に落胆して、あたりを歩いてみるが、まったくレストランがやっていない
シーズン中ならにぎやかな町も今は、猫一匹いません・・

ふとひそひそ声が聞こえて、上を見上げると3階建てビルの屋上にバーがあり
そこで、ポテトフライとビールで さびしい夕食を終えました。今日も一日バスに乗って移動して走り回ったり、熟睡出来そうです。