さあ,このバスに乗って山を降りるとするか。二時間半 188元です。かなりきれいなバスで,多分おろしたてではないでしょうか?
乗客は、子供2人の家族ずれ,とカップルと私の7人だけこれでは,赤字路線ではないか,っテ言うくらい空いていました。

発車したバスは、山間のきれいな舗装された道を右へ左へくねくね、ズーートくねくね下っていきます。実際、1時間半くらいくねくね走っていきます。
また,この日の運転手が、飛ばす飛ばす。
そのうち、家族ずれのお母さんは酔ってしまって、気の毒なくらい、ゲーゲー吐いていました。
これくらいの揺れには動じない,私も,それを見ていたら、もらいゲロしそうでした。もし,この路線を使うかたがいたら、車ヨイ止めは,必需品です。予定より30分も早く,2時頃には,嘉義の駅に戻ってきました。時刻表を見ると,一時間以上も次の電車の時間があります。横のバスターミナルに行って見ます。

嘉義のバスターミナルの風景

嘉義駅前の町並み

バスで高雄に行こうと、嘉義ー高雄を唯一走らせている。和欣客運に申し込みました。14:30発のバスがあると言うことでした。これは良いとすぐさま,申し込み二時間230元でした。申し込みをしていた時に、スーツを着たキャリアウーマンという感じの,女性が来て申し込みをしていました。
受付の人が「この人日本人だけど、高雄に行きたいらしいけど。通訳してくれる?」と聞いたようで、日本語で話し掛けてきました・「どこに行ってきたのですか?」少しの間、たわいない話を、日本語でしていると、受付をしてくれた,女性が何か、台湾語で話しています。先ほどの女性が「どうやら,このバスはトラブルがあって50分くらい遅れるそうですよ」と教えてくれました。
50分か?と思って,もう一度、駅のほうに行って,時間を調べると、次の列車は16時半くらいしかこない
「これはだめだな、仕方がないから待つか」と思っていると、先ほどの女性が、「一人450元で高雄まで3人でシェアーしていかない?」って、話かけて来ました。
どうも、彼女は、そこらに居た,タクシーの中で、行き先に近い台南や高雄の運転手を探して、交渉して、それを頭割りにして、自分のほかに、2人を見つけたという具合です。
さすが、キャリアウーマン短時間の間に段取りを整えたようです。もちろん異存はなく、乗り込むことにしました。
タクシーの運転手は,何か彼女にしゃべりかけています。
どうやら彼女は、地元ではそこそこ知れた、テレビキャスターでした、たまに高雄から嘉義に取材に来ているようでした。
その後,台湾人3人(私を除く他の人)は、そんな話題に熱中していました。もう一人の人もビジネスマンでネクタイをビシッと締めた、貿易関係の人で,英語がそこそこしゃべれるようだ。
嘉義から高速に乗って、二時間位だそうです。今日はあさが早かったので、少しCDでも聞きながら、寝ていました。(今回はジャズフィージョンを持って行きまし)
高雄に着いたところで、一人降り、高雄駅の近くのオフィース街で,彼女が降りました。「今日編集がなかったら夜市でも案内できたのに」って、泊まる予定のホテルは教えましたが、まだ、予約も入れてないので、残念でした。
とてもいい感じの人でした。
私は、高雄駅で降ろしてもらいました。2年前の駅は今はもう使われていなくて、すっかり大きな近代的な駅になっていました。今の台湾は、ドンドン変わって行く途上なんだな、と感じました。

きれいに近代的になった、高雄駅 前の駅は記念として取り壊さずに、保存するそうです。右は今回もお世話になった、高雄尊龍大飯店ここは、とってもお勧めのホテルです、六合夜市はすぐ裏だしまずは、安い、きれい、親切、日本語が通じると
良いことずくめです。
高雄に行く機会があれば、ぜひともお勧めのホテルです。
さあ、今日は六合夜市にでも行くかここ
高雄を私の中では人々は明るく、あたたかく一番の、お気に入りの街です。