富士見台クリニックの診療所の日々 倉庫

2015年07月

2015/07/26  おばさんパワー炸裂



うちの患者さんはみんな知ってます。富士見台クリニックにはわがままな医者と患者さんの間に立ってハラハラドキドキ、時に舌打ちしながらも笑顔で頑張ってるスタッフ達がいることを。
週末に開院5周年祝いという名の罪滅ぼしの食事会。飲んで食べて笑いっぱなしで気がついたら4時間半。おばさんパワー炸裂。このパワーが明るさと元気で患者さんを包み込む富士見台クリニックの空間を作り上げているんだと感じ今日のところはスタッフ達に感謝。静かなお店なのにワイワイ騒ぎ閉店まで居座るのを許してくれたお店にも感謝。


2015/07/23  夏季休診のお知らせ



8月12日(水曜日)から8月16日(日曜日)のお盆の期間は休診とさせていただきます。
88歳の患者さんが似顔絵を描いてきてくれました。農機具屋さんのカレンダーの裏に描かれた温かいタッチの絵はスタッフ達に大好評。実物より優しそうだと。廊下に飾らせてもらいました。


2015/07/20  標高896mの峠道






このトンネルは何だろうと思われるでしょう。ここが5月の富山弾丸ツアーでリタイヤしたとき雨を凌いで眠気と寒さと戦いながら迎えの車を待ったトンネルです。
富山弾丸ツアーで辛い思い出しかない闇に包まれた900m級の峠。どんなところか見てみたいと思い立ち、連休を利用して走ってきました。今回は急に思い立っての行動。富山に向かう同じコースを辿る準備をしてなかったので富山を出発し逆走して高山まで走る単独走。豊橋駅で台風の影響で北陸本線特急しらさぎは運休だと聞き、急遽新幹線を利用し東京経由で富山に向かう。豊橋駅の待合室で富山のビジネスホテルを予約。土曜日の夜6時45分に豊橋を出て富山のホテルに着いたのが夜11時過ぎ。前回の失敗を繰り返さない様にコンビニ弁当で栄養補給ししっかり寝て体調を整える。朝9時、明るい曇り空で快適なサイクリング日和。富山を出て国道41号線を南下。富山から南に向かう道は基本登り基調だが平均勾配1%程度で少しずつ上がってるかな程度。山から吹き下ろす向かい風でペースは上がらないが川面を吹き抜ける風は涼しくて気持ちよかった。車の多い街中から水の豊かな神通川沿いの田園地帯を走り山道に入る頃には車の通行量が減り自転車にとって走り易くなる。トンネルをいくつか抜け32km地点で見覚えのあるトンネルに到着。ここから先が闇に包まれていた道への挑戦。
山間の山肌と樹々が迫るひとけのない道をイメージしていたが全く違っていた。道は広く所々に人家があり道路脇には花が咲いていた。道路の下に大きな街がある場所もあった。道路脇にはきれいな水が流れる小川のせせらぎ。何度も同じ場所を走ってるデジャヴのような感じがしたのは道路の上に雪や土砂から道を守るシェードがいくつも設置されていたせいなのか。ふわふわした走行感覚があったのはチェーンで車道路面が削れうねっていたせいか。そんなことを考えながら淡々とペタルを踏む。 最後の10kmは勾配がきつくなり勾配6%。スピードはでないが足を止めたくなるほどではなかった。1時間ほど掛けて10kmを登り標高896mの数河(すごう)峠に到着。山頂からの下界を見下ろし達成感を味わおうと期待していたが道の頂点は山間にあり遠くを見下ろすことができなかったのが残念。気温23度。明るい緑に包まれ空気が美味い。今回は時間に余裕あり峠のお店で蕎麦を食べて腹ごしらえ。弾丸ツアーでもその土地の美味いものを食べる余裕もたせたい。ここから7km続く下りに入る。弾丸ツアーでは何度も足を止めてしまった暗く冷たく辛いコンクリートの塊のような登り坂だったが、周りにはのどかな山村風景が広がっていた。途中で向きを変えて坂道を登ってみたがこちらも勾配6%の坂道でそんなにきつい坂ではなかった。路面が滑らかで快適なダウンヒル。あれほど辛かった道だが写真を撮りながら下っても20分足らずで下りてしまった。途中で坂を登ってくるサイクリスト2人に出会いお互いに挨拶。あと3km頑張れと心の中で叫ぶ。飛騨古川から高山まではほぼ平坦。向かい風が強くなりここでもペースは上がらない。雲行きが怪しくなり高山手前で雨が降り出す。気温が高いので濡れても寒くはないが今回は前回の反省でちゃんとした雨具を準備していたから古川の道の駅に立ち寄って着用。高山駅に着いたのは午後4時過ぎ。駅員さんから30分ほどで特急ひだが出ると聞き急いでバイクのタイヤを外し輪行袋に入れる。着替える時間がなくサイクルシューズをスニーカーに履き替えサイクルジャージの上にズボンを穿いて電車に乗り込む。車中ではずっと汗臭く着替えるべきだったと後悔。
ほとんどが電車移動で自転車走行距離はたった90kmだけの土曜日夜から日曜日夜にかけてのミニ弾丸ツアーは無事終了。今回改めて走ってみて辛かった数河峠がまた走ってみたい自然豊かな峠となった。峠を走るのは景色を楽しめる時間帯にかぎる。次回の弾丸ツアー計画に生かそう。


2015/07/13  玄関に雑草いけた奴



玄関に雑草を活けた奴がいる。草取りで抜く草じゃろが 。
ヨウシュヤマゴボウという外来種で根っこ、葉っぱ、果実そして種にも毒がある。在来種にヤマゴボウ、マルミノヤマゴボウという種類もあるそうですがこれらも有毒なので要注意。醤油や味噌で漬けで売られている「ヤマゴボウ」のはキク科のモリアザミの根っこだそうです。紛らわしい。
ちなみにヨウシュヤマゴボウの花言葉は野生、元気、内縁の妻。元気はうちに合ってるかな。


2015/07/09  おかげさまで5周年



穏やかに開院5周年を迎えることが出来ました。今朝出勤すると庭に落ちたヤマモモの実が片付けられてました。こんな風に陰で支えてくれる患者さん、いつも花を持ってきてくれる患者さん、ここに来ると元気になると言ってくれる患者さん、そして若くてかわいいとスタッフをおだててくれる患者さん。そんな皆さん方に支えられていることに感謝してます。明るく元気、そして安心できる診療所。初心を忘れずにこれからもスタッフ一同努めてまいります。富士見台クリニックのそんな空気を感じてくれてるのか今日もツバメが玄関を出入りしてます。


2015/07/04  地球の空気





この空気はどのくらいあるのだろうか。 渥美半島の高台にある伊良湖ビューホテルの日帰り温泉。心地よい風に吹かれながら星空を見上げていてふと思いました。
地球の大気中の酸素は約21%で80km上空までこの比率はほぼ一定なんだそうです。といっても高所になると空気が薄くなり気圧も低くなるので人間が順応できる限界は標高8000mだそうです。8000mと言えば地球の直径12000kmからみるとたった0.07%弱。鶏卵で例えてみると、卵の横断面を直径45mmとすると殻(0.4mm)の厚さは直径の0.9%、殻の下の薄皮(卵殻膜といい0.07mm)ですら厚さは直径の0.15%になる。僕らが生きて行ける地球の空気の層は地球にへばりついてる薄い薄い膜のようなもの。そんな奇跡のような貴重な空気の中で生かされてると思ったら地球が愛おしくなってしまいました。