お盆が過ぎ、朝夕涼しく感じるようになってきました。気温の変化に身体がついていかないのか外来に風邪ひきさんがちらほら。先週賑わっていた夏の細谷海岸も静かな海岸に戻り、もやが幻想的な景色を作り出してました。

海が見たくなり静岡寄りの細谷の海岸へ。普段は静かな海岸も波打ち際で遊んだりテントを張ってバーベキューを楽しむ人達で賑わってました。大海原も人影も揺れる夏真っ盛り。

今夜浜名湖のカニスキ行かない？。８月12日の早朝、中学同級生からの電話。寝盆休みのつもりでいたので断る理由もなく参加。 夜８時に弁天島から釣り船に乗り出航。軽やかな漁船のエンジン音を聴きながら夜風に吹かれ穏やかな水面を滑るように進むのが何とも言えず心地いい。１5分ほどで浜名湖と外洋が接するカニスキ漁のポイントに到着。今回は外海の波のために船の揺れが強く同乗の１人は船酔いで漁から脱落。船から落ちないよう船のヘリに膝を付け揺れる船の上で立ったまま網を構え潮に乗って流れてくる獲物を待つ。ライトで照らす海面からの反射が少なく透き通った分厚い海水の揺れで距離感が掴めない。同級生の「カニ、カニ、カニ」の声に３mほど先の海面のワタリガニを見つけ、カニスキ参加３回目にして初めてワタリガニ収穫。 その後もカニやエビをすくいあげ、目が慣れてくると水面下を泳ぐカニを見つけすくいあげることができるようになり面白くなる。水面下をひらりひらりと泳ぐ22〜23cmほどの舌平目もゲット。あっという間に楽しい時は過ぎ夜11時に弁天島の港に帰港。総勢10人でカニ100匹とエビ500匹ほどの収穫あり皆笑顔。ちょっと夜遊び上手になった夏の夜。

豊根村からの帰り道。昼飯を食べ豊根村大入りの郷を出た時は周りに数十人いたのにいつの間にか誰もいなくなった。 真夏の山道を一人黙々と走る。今年はどうしたのかパワーが出ない。 50kmを残しタイムアウトまでの猶予は2時間半。平地なら余裕だが山道は起伏があるから気が抜けない。 途中路肩に止められたマイクロバスから「なかにしさ〜ん、乗っていきますか？」。見るとリタイヤした人をピックアップするオフィシャルカー。石川サイクルの石川さんが声を掛けてくれた。ふらついて危なげに見えるんだろな。心はすでに折れていたがまだ後ろに数人いるならまだ走ろう。豊橋に入るとコンビニでいつも一緒に走るH君と息子のA君が待っていてくれた。38kmの速さの引きで一気にペースが上がる。 優秀なアシスト達 。ところがあるまじきことにエースを千切って置いてきぼりに。心折れまくり。タイムアウト７分ほど前にやっとゴール地点の豊橋総合スポーツ公園に到着。今年の豊橋豊根サイクルマラソンはきつかった。公式記録は８時間49分だが、サイクルメータの実走時間７時間40分。H君に25分遅れ、H君の息子A君には１時間10分も遅れてしまった。完敗。それでも気力体力筋力消耗し千切れ剥がされ心折れまくっても完走した頑張りだけは今回の大きな収穫。俺ってすごい。大会後の記念写真はドヤ顔で。　　　　　　　　＊集合写真はオフィシャルの写真を転載してます。