わん声犬語

（２００２年３月１０日）

再会

左から、 　　　　春吉（はるよし）さん・向日葵（ひまり）さん・游（ゆう）・浮（ふう）・ラブさん。 　　　　　・・・浮とラブさんの間に、はなさん。

昨年春に自宅でお会いした時から再会出来ずにいた、春吉さん、向日 葵さんと、昨年の夏に木曽山中で出会った、はなさん、ラブさんとお会い できる事になった。 　 それは、春吉さん向日葵さんの保護者さんからかかってきた一本の 電話からだった。 　 「子午線の町に住むはなさん達が、これまで二回程ドッグ・カフェに来 ています。もし良ければ浮さんたちも会えるように調整してみましょうか？」 と言っているとよっちゃんは私達に通訳してくれた。 　 ためらうこともなく答えた。 「お願いします」と。・・・・浮

春吉さん	春吉さんは前に も増して、落ち 着いていた。 　孤高の犬とま では言わないけ れど深遠なる様 相を漂わせ、私 なんぞはその眼 力だけで、もう しびれそうだっ た。 　向日葵さんは 、カップにお顔 が入らない程大 きくなっていた 。 　游とは異なり 都会っ娘のイメ ージだった。
向日葵さん

春吉さん、向日葵さん

向日葵さんを見る春吉さんの眼は愛 しい妹への思いが伝わるものだった。 　私は游に対してこの様な眼で視る事 はない。だからと言って、游とは良 い関係ではないと言う事ではない。

向日葵さん、春吉さん	「春吉姉さん 、久しぶりに 会った浮さん 游さんを視て どう思う？」 「游さんの方が 落ち着いてい て、浮さんより も年上に視え るわね。 向日葵ちゃん 、あなたと游さ んはほんの少 ししか歳が違 わないのよ。 見習わなくて は・・・」 「えっ、何それ ！？」
向日葵さん、春吉さん

春吉		向日葵		はな		ラブ		浮		游

はなさん	「ねえ、ラブ姉 さん、私とそっ くりなバセット さんがいるよ」 「本当だ！ でも・・・・ どう見ても、春 吉さんの方が 落ち着いてい るわねぇ〜 はなちゃんが、 あそこまでなる には早くてもあ と数年はかか るわねぇ〜」
ラブさん

はなさん

「数年かぁ〜永いなぁ〜」

（数年なんて、あっと言う間に過ぎるのに・・）

それ、ちょうだい！

それ、美味しそう、ちょうだい！

それ、良い子でいるから、ちょうだい！

それ、少し私達にも、ちょうだい！

それ、ちょうだい！

『B・L・Tサンドイッチ　650yen たくさんあるサンドイッチの中で、いちばん 人気はこれ。パンはトーストかベーグル、 写真はトーストサンドイッチです。 ボリューム満点でおなかいっぱいに』 （神戸DOG・CAFE、HPより抜粋）

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