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田中 文彦
FUMIHIKO TANAKA

京都大学名誉教授
ORCID iD



CURRICULUM VITAE & RESEARCH ACTIVITY
   English CV

Scientific Profile of Fumihiko Tanaka

From Spin Grasses to Polymers


学歴・職歴・研究活動等
職 名
京都大学名誉教授,東海大学非常勤講師
氏 名
田中 文彦
氏 名(カナ)
タナカ フミヒコ
氏 名(英字)
Tanaka Fumihiko
略 歴
1971.6 東京大学 理学部物理学科 卒業
1973.3 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 修士課程 修了
1976.3 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 博士課程 修了
1976.4 東京大学 理学部 物理学教室 助手
1978.10 - 1980.3 英国ケンブリッジ大学キャベンデッシュ研究所 博士研究員
1981.4 東京農工大学 一般教育部 物理学教室 助教授
1990.4 - 1991.3 英国ケンブリッジ大学キャベンデッシュ研究所 客員教授
1994.1 東京農工大学 一般教育部 物理学教室 教授
1995.4 東京農工大学 工学部 電子情報学科 教授
1997.4 - 2012.3 京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻 教授
2012.4 - 現在 京都大学名誉教授
2012.4 - 2018.3 東海大学非常勤講師
2012.4 - 2017.3 神奈川県産業技術センターアドバイザー
2014.4 - 2015.3 東京農工大学客員教授
学 位
1976.3 理学博士 東京大学
所属学会
高分子学会,日本物理学会,レオロジー学会
研究助成(学外)
[科研費]特定領域A「ソフトマターの動的制御」水素結合班(分担)(2002-2004),基盤B「バイオポリマーゲルの生成理論」(2003-2005),萌芽「共会合高分子のゾル・ゲル転換」(2005-2006),特定領域「非平衡ソフトマター物理の創成」ゾル・ゲル転換の分子機構(代表)(2006-2010),基盤B「感熱性テレケリック会合高分子の高次構造形成と運動」(2007-2010)
[企業との共同研究]資生堂SMSC (2003-2006),住友ベークライト(2012)
主要研究テーマ
高分子物理学,分子会合ならびにゲルの生成を中心とする高分子溶液理論,ゲルのレオロジー
研究・教育活動
 熱力学,統計力学,高分子物理学,レオロジーを基礎にした高分子溶液,ゲル,高分子電解質,生体高分子等の物性の理論的研究.特に,水素結合,疎水性相互作用,静電相互作用による高分子の会合ゲル化現象に注目し,高分子水溶液における協同水和,会合誘起相転移(ゾル-ゲル転移,相分離,コイル-ヘリックス転移等)の相図やレオロジー特性の研究.
 高分子科学を統計力学の視点から体系化し,物性・反応全般について系統的に学べるような授業を学部・大学院で行ってきた.また,高分子のような複雑な系を一貫した思考で理解できるようなテキスト教材やスライドを開発してきた.これらの進んだ学習のための準備として,学部において「連続体の力学」,大学院において「熱工学」「高分子物理学2(分子シミュレーション)」の授業を行っている.
興味ある他領域
相転移の統計力学,超分子科学,紐のトポロジー,スピングラス
担当科目
(学部)物理化学基礎及び演習, 物理化学I,化学数学, 統計熱力学概論,連続体の力学;(大学院)高分子基礎物理化学,熱工学,分子シミュレーション


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