仏教道場

浄土真宗

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 浄土真宗は、宗祖親鸞聖人(1173〜1263)によって開かれた教えです。

親鸞聖人

 親鸞聖人は、9歳から29歳まで比叡山にて修行されました。しかし、この修行では「悟り」を得ることができず、行き詰まりを感じておられました。29歳の時、法然聖人と出会い、念仏の教えを受けられました。

 そうして、親鸞聖人は法然聖人の弟子となられたのです。

 法然聖人の教えが、民衆に受け入れらると旧仏教集団から批判を受けることになり、興福寺奏上が出されたりします。そして、1207年に念仏停止の院宣がくだされ、法然聖人をはじめ多くの弟子達が処罰されました。(承元の法難)親鸞聖人は、還俗させられ越後に流罪となりました。4年後に流罪が赦免され、越後でしばらくとどまられていましたが、42歳ごろ関東に移住されました。常陸を中心に念仏の教えをひろめられました。1224年に「顕浄土真実教行証文類」の執筆をはじめられました。浄土真宗の「ご本典」で根本聖典です。


浄土真宗の教え

 阿弥陀如来の救い

 親鸞聖人は、阿弥陀如来(本尊)の救いが、経の中心となる浄土三部経「仏説無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏説阿弥陀経」をよりどころとして、十方衆生が他力の救いによって浄土往生できると見られました。

 「仏説無量寿経」には、釈迦がこの世に出でられた(出世本懐)本位と阿弥陀仏の本願が説かれています。阿弥陀仏の本願は、第十八願であり「たとひわれ仏を得たらんに、十方の衆生、至心信楽して、わが国に生ぜんと欲ひて、乃至十念せん。もし生ぜずは、正覚を取らじ。ただ、五逆と誹謗正法とをばを除く」とあり、すべての衆生に信心を与え、念仏をさせて浄土に往生させるという誓願です。

 そして、それは「南無阿弥陀仏」の名号となり、私たちへ喚びかけ、働きかけてくださっているということです。すなわち、阿弥陀仏の誓願と慈悲の功徳によって救われるということです。

 信心正因

 本願成就文に「聞其名号」があります。名号を聞くという意味です。つまり、「仏願の生起本末」を聞くということです。衆生救済のために仏願を起こされ(生起)、発願修行のち名号と成就された。そして、十方の衆生にはたらいてくださる(本末)。信心は、この「仏願の生起本末」、名号のいわれを疑いなく聞き、そのまま受け入れるということです。信心が定まった時に浄土への往生が定まります。信心は、名号「南無阿弥陀仏」の名号のはたらきによって得るものです。如来よりたまわる信心「本願力回向の信心」といわれます。

 信心は、如来の智慧と慈悲の心です。従い、信心こそが救いの正しい因であるので、これを「信心正因」

といいます。


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