証明写真が必要になったらどこで撮りますか?
・デジカメで撮影して自作する。
・旅行のスナップ写真を切り取って自作する。
・無人撮影機(いわゆる3分間スピード写真)で撮影する。
・写真館で撮影する。
いくつか挙げましたが、就職活動に使う場合、自作するのは絶対に止めましょう。理由は説明する事もないでしょう。
では、無人撮影機の写真はどうでしょうか。前のページの事を忘れてはいけません。
“あなたが採用担当者になってみて”
ある採用担当者に伺ったところ、「ほんと色々な写真が送られてきます。第一印象は重要ですよ。」と仰っていました。無人撮影機は、昔のものに比べればソコソコきれいに写るようになってきました。しかし、採用担当者は、無人撮影機か写真館で撮ったものかすぐに判ります。毎日、何枚もの履歴書を見ているので目が肥えているのです。せっかく丁寧に書いた履歴書も、これでは台無しになってしまいます。就職活動に使うなら写真館で撮影したものが1番です。
「人を写真で判断するような企業には行きたくない。だから無人撮影機の写真で良い。」と言う方がいました。

確かに、人を見た目だけで判断するの良くない事ですね。もし、事実であれば非難されるべきでしょう。しかし、手間を惜しんで無人撮影機で簡単に済ませた写真に、あなたの“気持ち”が入っていますか。履歴書の文字の場合と同じ様に、採用担当者は内面を見ているのです。手間をかけて撮ってきたか、簡単に済ませたかで、あなたの性格の一片がわかってしまうのです。
少々の手間を惜しんでも、就職活動の証明写真は写真館で撮影してください。最近の写真館は、撮影後に表情を確認して気に入らなければ撮り直すことができる所や、即日仕上げを行っている所もあります。料金も無人撮影機にちょっと足す程度でできる所もあります。けして、時間や料金が過大にかかる訳ではありません。
写りに関してですが、スーパーモデルさんの就職ではないので、顔の造りを審査ているのではありません。繰り返しますが、内面を見ているのです。内面は写真に表れます。笑顔を絶やさない人は穏やかな表情に、いつもイライラしている人は眉間にシワの寄った表情になるものです。その様な人が、撮影のときに笑顔を作っても何となく不自然になります。でも、写真館で撮ったさいに、緊張して笑顔になれない人もいます。でも大丈夫です。無理をして笑顔にしなくても、きっと写真にはあなたの誠実さが表れていますから。