証明写真は、自分の想像した以上にきれいに写っているものが良いですよね。
ただし、記念写真ならいいのですが、履歴書の写真に使うには注意が必要です。それは、“しゅうせい”について。写真館では、“修正”または“修整”という作業をしています。このふたつは同じ読み方ですが、まったく異なるものなのです。
まず“修正”ですが、たとえば、写真上で顔の形を変形させることを言います。現代のデジタル技術では、難しいものではありません。レタッチソフトを使うと、目を大きくしたり、顔を細くしたりといったことが簡単にできてしまいます。その結果、面接のさいに本人との余りの差に問題になった事例があります。きれいに整っている写真を使いたい気持ちもわかりますが、問題が起きて採用されないようでは本末転倒です。控えたほうがいいでしょう。
反対に“修整”はニキビや目の下のクマなどの写真に写りすぎた部分を消す作業です。顔の形を変えるような事はしません。ですから、履歴書に貼ってもまったく問題ありません。
どうしても、スマートに見せたいとか、より足が長く見える様(全身写真の場合)にというのであれば、写真館に相談してみると良いでしょう。“修正”しなくても、光の当て方や、カメラのアングルを変える事で、その様な感じに写せる場合もあります。
ただし、全ての写真館で行っている訳ではありません。お店の方の技術に依ります。事前にHPや店頭で確認しておくと良いかもしれません。
また、写真をプリンターなどを使ってコピーする方がいます。この行為はNGです。自分が使うからといって、写真館から許可を得ずにコピーすると、著作権法違反になってしまうのです。コピーは自分でする事も、別のお店に依頼する事も禁止されています。ただし、写真館からネガやデータを渡されていて、他店でプリントする事を許可されている場合は別ですが。
インターネットでのエントリーが増えてきていますから、データをもらう機会もあるかと思います。その場合でも、そのデータからプリントしてよいか写真館に聞いてみるとよいでしょう。品質の問題ではなく、モラルの問題。注意が必要です。
これを読んでくださったあなたの就職活動が成功しますように。応援します!
がんばれ!就職活動。