【 家づくりの考え方 】 |
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◇ ≪ 構造設計と耐震性能 ≫ ― 美しい木質架構 + 根拠に基づく耐震等級3 ―
一般的な木造住宅の建築には構造計算を行う法的義務が無く、構造の安全性が軽視されている現在の
建築業界の実情を改善したいと思い、住宅などの耐震化の活動に取り組んでいます。
構造に関する検討や計算を徹底することは、震災に対する安全性と共に、無駄のない材料の使い方や
木質空間に包まれる心地良さにも繋がっていきます。適切な架構計画と耐震計画により構造的秩序を
明確にし、一部に蔓延る名目上の構造計算とは異なる、安全のための計算や検討を慎重に行います。
◇ ≪ 温熱環境と省エネ性能 ≫ ― 高断熱 + 自然の力と設備効率を生かす計画 ―
温熱環境計画は、光熱費の削減や快適性、熱中症対策やヒートショック防止のためにも重要です。
目標とする等級や数値を掲げることは大切ですが、宣伝目的の一律的な数値ばかりでは感覚的な心地
良さとは異質なものになり、下地部分の安易な簡略化や、無機質な密閉空間に陥ってしまいます。
木材や素材の性質と、陽光や風向など敷地に備わる自然要素を大切に生かしつつ、良質な断熱対策と
冷暖房効果を損なわない空間計画、地域性と暮らし方を見据えた環境性能と設備計画を考えます。
◇ ≪ 住まいの質と気候風土 ≫ ― 末永く、より良いものを継承していくために ―
良好な住まいを構築するためには、外観は整然とし、落ち着いた構えとする方が良いと考えます。
外観は誇張するものではなく、風雨を凌ぎ、安定性や耐久性を守るものであるため、外見の独創性に
費用負担を増すよりも、品質を守り、生活空間の充実を図ることを重視します。また、周辺環境との
関係を考慮しつつ、屋根形状や配置、庭との繋がりを慎重に考えておくことは、風土色豊かな町並み
と共に、季節ごと変化する住まいの質にも深く影響していくため、土地や地域の特性を謙虚に学び、
常に建築と庭を一体に考えます。
屋根が端正で美しく、風景に溶け込む静穏な佇まい
その内側に、地域木材や自然素材を有効に活用し、キッチンや収納・生活動線などの機能性の充実と
安心のための堅実な構成や自然を感じられる柔軟さなど、建築の質と暮らしの質を大切に考えます。
防災、地域環境との調和、そして
お客様の夢や希望に寄り添う住まいづくりを志して参りたいと思います。
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【 設計図について 】 |
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※ ご予算の範囲内で最大限良質な建物を造るためには、手間を掛けて様々な検討や計算を行い、
正確な設計図を作成することが大切です。
図面を適切に描かずに算出される工事金額は、いわゆる“どんぶり勘定”であり、金銭トラブル等の
原因にもなってしまいます。
設計図の作成や工事金額の算出は、時間の掛かる作業である旨、ご理解いただけますと幸いです。
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設計図書・書類等の一例 |
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意匠設計図 |
構造設計図 |
設備、その他 |
性能一覧表、建築概要書
付近見取図、配置図
建物求積図、敷地求積図
外部仕上表、内部仕上表
各階平面図、屋根伏図、天井伏図
立面図、矩計図、断面詳細図
建具表、家具図、展開図
建具詳細図、部分詳細図
日影検討図、採光換気等検討書
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構造概要説明書
構造特記仕様書、土台継手標準図
地盤補強図、基礎伏図
床伏図、各階梁伏図、小屋伏図
軸組図、軸組詳細図、部材リスト
金物配置図、水平構面伏図
基礎配筋詳細図
部分詳細図、耐力壁詳細図
構造計算書(許容応力度計算など)
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電気設備図、機械設備図
給排水衛生設備図
換気設備図、換気計算書
外構図、外構詳細図、植栽配置図
温熱環境計算、省エネ計算書
模型、内観パース
確認申請書、条例に関する届出書
各種認定に関する申請書 |
(建築物の種類や状況などに応じ、変更となる場合がございます。) |
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【 設計監理の主な内容 】 |
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※ 設計監理や建築工事について、各々の内容や工程、諸費用などを明確にすることが
大切です。丁寧な説明を心掛け、ご要望などに誠実に対応しながら業務を行います。
◇ ≪ 設 計 ≫
・敷地及び周辺環境の調査、法規・条例等の確認、審査機関等への事前相談
・地盤調査の立会い、地盤品質判定及び地盤補強の検討、基礎構造の検討
・基本計画及び方針の策定、基本設計図の作成、概略計算、基本性能の確認
・実施設計、詳細設計、構造計算、温熱等各種の計算、設計図書の取り揃え
・工事見積書の内容確認、工事金額と設計内容の調整、工事契約の立会い
・確認申請及び条例に関する届出業務、長期優良住宅など認定申請の手続き など
◇ ≪ 監 理 ≫
・現場打合せ、工程確認、施工図及びプレカット図の確認、遣り方等の確認
・地盤及び地業の確認、鉄筋・型枠・打設工事など基礎構造に係る各検査
・構造体の建方検査、接合部の金物検査、耐力壁等の検査、取合い部の確認
・下地及び断熱材の確認、仕上げ材の確認、各種部材や細部納まりの確認
・電気及び機械設備、配線・配管状況、消防機器、防火・耐火仕様等の確認
・完了検査の申請及び立会い、監理報告書と竣工図書の提出、一年後検査 など
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