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  建築工事に関する予算と
          設計監理費用について
  

 ◇ 建築工事や設計監理に関する諸費用は、内容を明確にすることが
   重要です。
 

   お客様との打合せを大切にし、各種の工程や内容等を適宜ご説明
   いたします。

 
 
事前に何の説明もなく、後から多額の追加費用を請求され
た、などのお話を頻繁に耳にします。また、工事には直接
関係ない経費や宣伝費用などを、過剰な割合で工事金額に
含めていながら、それを説明しない業者も存在します。

各種の業務内容や金額内訳・契約内容等は、十分に確認さ
れますよう、ご注意申し上げます。
 
 総 予 算 = ①建築工事に係る費用 + ②設計監理費 + ③諸経費 (①~③各々に消費税が加算されます。)
 
主な内容項目     ①建築工事費の目安

 ①建築工事に
   係る費用


 (施工業者様
    との契約)
 
 
  【建築工事費】
  ・地業工事、基礎工事に係る費用
  ・構造体、屋根、外装工事に係る費用
  ・建具、家具、内装工事に係る費用
  ・電気、機械、衛生等の設備関連費用
  ・本体工事に付随する付帯工事費用
  ・仮設、安全対策、清掃に係る費用 など
 
 
  ≪別途計上となるもの≫
  ・地盤が弱い場合の地盤補強工事費用
  ・置き家具・家電等の支給品の費用
  ・特殊な機械設備の工事に係る費用
  ・造園工事、擁壁工事、外構関連費用
  ・既存建物がある場合の解体工事費 など
  
 
 
  【建築工事費】 1坪 = 約 3.3 ㎡ (畳2帖)
    長期優良住宅と同等以上の仕様の建築
      ・坪単価 110万程度~
    左官や瓦、特注製作など、高度な仕様の建築
      ・坪単価 125万程度~
    主構造が鉄筋コンクリート造、鉄骨造、混構造
      ・坪単価 150万程度~

  上記は標準的な規模の住宅建築を目安としています。
  (左記の ≪別途計上となるもの≫ は含まず)
  多世帯住宅や店舗併用住宅、複合屋根や特殊形状の
  建物などは坪当りの単価が高くなる傾向があります。
 
  ※現在、建築資材価格の高騰が急速に続いています。
   工事単価は変動しております旨、ご了承ください。
 
 ②設計監理費

 (設計事務所
    との契約)
設 計   ②設計監理費の目安
 ・現地調査、法規・条例等確認
 ・地盤調査立会い、地盤判定
 ・基本設計および実施設計業務
 ・構造計算、温熱・省エネ計算
 ・工事見積り確認、契約立会い
 ・各種申請業務、届出業務  など
 
 
  当所の設計監理費用は、敷地状況や各種条件、建物
  の規模や用途、構造種別や工法種別、及びご相談の
  内容などを踏まえ、事前に見積り書を提示します。
  
  基本式
  【 直接人件費 + 業務経費 + 消費税 】
     直接人件費:業務量(人工) × 技術者単価
     業務経費 :直接経費、間接経費、技術経費

  標準的な目安は下記のようになります。

   小規模の農業倉庫など、簡易な建築物の場合
     ・建築工事費の 7%~ 9%程度
   一般的な規模の木造住宅、小規模店舗など
     ・建築工事費の 8%~10%程度
   一部鉄骨や鉄筋コンクリート、大きめの住宅や店舗
     ・建築工事費の10%~12%程度
   鉄骨造、鉄筋コンクリート造、特殊な用途の建築等
     ・建築工事費の12%~15%程度
 
 
監 理  
 ・現場確認、現場打合せ
 ・基礎、構造、各部の検査
 ・材料、工程、施工状況確認
 ・機器類、仕様等の確認
 ・完了検査の申請及び立会い
 ・監理報告、一年後検査   など
 
 ③諸経費
 (神主様、各機関
  や各専門業者様
      など )
 
   ・地鎮祭や上棟式などの祭事費用
   ・登記、測量に係る費用
   ・審査機関等に支払う各種申請料
   ・仮住まい、引越し等に係る費用
   ・不動産取得税         など
  

   施工業者様については、当方でご紹介する業者様、又は数社見積り
  による入札形式、或いはお客様が希望される業者様に依頼することも
  可能です。
   ただし工事契約は、見積り書を承認後に設計者の立会いのもとにて
  行うよう、お願いいたします。
 
   工事の見積り書を確認し、状況に応じて調整することは、お客様の
  ご予算の範囲内で最大限良い建築工事を行うために大変重要な工程と
  なります。見積り書には専門的な用語も多く、適切な材料で無駄なく
  工事を進められるかを確認して調整することは、難しく手間の掛かる
  作業であり、設計者の重要な役割でもあります。業者様にご協力いた
  だきながら確認・調整し、三者納得の上で工事契約となります。
 
 
   設計に入る前に必ず、お客様との事前相談や現地の
  基本調査、及び当所の業務内容や工事の概要について
  ご説明などを行った後に、重要事項説明書を提示し、
  設計監理契約を結びます。
   契約前に料金を請求することはありません。

   当所では、設計を行った建物については全て、工事
  監理もさせていただくこととしています。
   設計内容を施工業者様に伝達し、適宜確認や打合せ
  を行うことは非常に重要です。工事途中に変更などが
  生じた場合も、構造計算書や法規、各種仕様書などを
  照合しながら対応いたします。
  

 ◇ 既存建物の耐震補強工事や各種の改修工事については、補強の
   範囲や改修内容などにより、内訳や金額が異なってきますので、
   まずはご相談をお願いいたします。
 
 ◇ 一つ一つの暮らしを大切にし、構造や環境性能等の改善に努め、
   お客様の夢や希望に寄り添う活動を志して参りたいと考えます。
 
   種々の業務内容とそれらに関する諸費用について
         何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
 
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