日帰り愛知万博体験記(記:2005年8月8日)


 8月7日日曜日、日帰りで万博へ行った。

 先ずは●計画●から・・・。

 万博開催前から行きたいなぁ〜と思ってはいたけど、 とにかく色々な事情で「何時」頃行けそうか等具体的な予定が全然立てられない。 でも、流石に7月も終わりに近づくと、チンタラしてたら終わっちゃうよ〜!!と思って気合入れて計画を立て始めた。

 最初に考えたのは旅行会社がやってる日帰りバスツアー(入場券付き)。 日程はキツイけど、土曜日だったら深夜に帰ってきても日曜日休めるからいいかと思って、 それなら9月17日か18日かなと考えた。(その他は行事があって土日はムリかな・・・という感じ。) で、ダンナにその計画を伝えてみると・・・
「その日は会社の社員旅行で万博に行くらしいけど、私は仕事の都合で行かないんです。」
だってさ。(8月9月はものすごく忙しいとのこと。) ということは、当然一緒に行けないし、その次の週で万博は終わっちゃう。 ど〜しよ〜と思っていたら
「3人で行ってくればいいじゃないですか。日帰りなんて言わないで泊まりで行ってきたら?」
と言われたので、それなら私が仕事を休んで平日に3人で行こうかなぁと思った。 元々9月にしようと思ったのは、8月中はきっとすごく暑いだろうけど9月に入れば少しはマシかもという程度の理由なので、 土日に縛られずに日程を考えるなら子供が夏休みの間くらいしかない。 それでもまだすごく迷って「ど〜しよ〜、ど〜しよ〜」と言っている時に
「ひょっとして8月7日の日帰りなら行ける?」
と聞いてみたら
「1日だけなら行けますよ。」
ということで即決定!
(けど、三日前くらいになって「そういえば7日は育成会の清掃の日だった」ってことで、 そっちは急な出張ってことで休ませてもらった。ホントはいけないんだけど・・・。私もなにか行事があったはず・・・ と思っていながらスッカリ忘れてた。)

 行く日が決まったところで、日帰りバスツアーをやってる会社に問い合わせてみると、 パビリオンの予約は出来るかどうかわからないとのこと。 けど、日帰りだから会場にいる時間がわずかしかない。 予約なしでただ待ってるだけっていうのはものすごく損な気がする。 (近くに住んでて何回でも行ける人ならそれでもいいかもしれないけど。) なので今回は全部自力で計画することにした。

 会場までの行き方も全然わからなかったので(所要時間とか乗り換えの時どの程度歩くかとか) 人に聞いたり、ネットで調べたりした。


 会場までの行き方は色々あるから、 時間に余裕のある気の長い人なら何回乗り換えようと待ち時間が長かろうと好きな方法で行けばいいけど、 とにかく滞在時間が短くて、名古屋周辺の地理に詳しくない人間が行ってもすぐにわかるように単純で、 出来れば座っていたいというのがあったので名鉄のEXPOライナーってのに乗ることにした。
(リニモにもちょっとは乗ってみたい気持ちがあったけど、色々なことを考えると、まぁそれほどでもないかなぁ・・・って。)


最初は『名古屋→本郷→タクシーで会場へ』というのも考えたんだけど、 これだと名古屋駅から1時間くらいかかりそうだし、ネットの書き込みでタクシーをつかまえられるかどうかわからない (つかまえるまでに時間がかかる)なんてのも見かけたので (でも、ひょっとしたらこれは皆が集中するような時間帯だったらということかもしれない) それだと帰りが厳しい。 EXPOライナーだと乗っている時間は35分くらいということだし、高速にのるので全員座れる。 で、それに決めたというわけ。
 帰りはなんと最終が19時(名古屋発)なので(信じられない・・・) 渋滞とか待ち時間を考えると17時30分〜18時くらいには会場を出ないといけない。 それに帰りは1日歩いてヘトヘトだろうから指定席をとっておかないと・・・。 こんな感じの大まかな計画をダンナに話すと
「行きも始発は混んでるから指定をとった方がいいですよ。」
ということなので行きの指定もとった。

 切符を買った後に知ったことなんだけど、万博の入場券を持っていれば往復の切符がものすごく安く買えたらしい。 私はこの「パック」の存在は知っていたのだけど、セットで買わないといけないものだとばかり思い込んでいた。 ものすごく損をしたのかも。
(でも、今の気持ちとしてはそんな「損」よりも無事に行って帰ってこれて良かったと思う気持ちの方が大きくあまり気にしていない。)



EXPOライナーは全席指定ということなので、先に予約をしなくちゃいけないのかなぁ〜とも思ったんだけど、 当日その場で並んで買えるような感じの書き込みもあったので、もう一か八かみたいな感じで当日買うことにした。 EXPOライナーは往復で買うと1500円、片道1000円。



 行きの時間と帰りの時間を除いた時間が万博の会場にいられる時間ということになるわけで、 私達の場合は11時〜18時(もう少し多めにみると17時30分くらい)までが【自由時間】 パビリオンの予約と予約の間は2時間あいてないと取れないらしいし、一人(っていうのかな?)二つまでってことだけど、 家の場合はそれで十分という感じ。 仮にもっと予約出来たとしても帰りの電車に乗れなくなっちゃうし。

 結局、予約は二箇所ずつとることが出来たけど、一方の予約の終了時間はなんと17時30分。 もしその頃に帰る人が多くてバスの待ち時間が長かったら・・・、もしバスが渋滞に巻き込まれたら・・・ と考えると不安だけど、逆にきっと閉園?時間まで残って見ようと思ってる人も多いよなとか、 もし間に合わなかったらインターネットカフェみたいなところで朝まで過ごせばいいかとか、 とにかく色々考えた。

 でもまぁ、いろいろ考えてみても実際に行ってみないとわからない。 ネットの書き込みにしても3月、4月頃と今では状況も違うだろうし、 土日と平日でも違うだろうし・・・。





●当日●
 朝はみんなで5時起き。家を出たのは5時半。 忘れ物はないかなぁ・・・なんか忘れたような・・・と思ったら重大な忘れ物があった。 それは帽子。炎天下の必需品だよなぁ〜ど〜しよ〜と思ったけど、まぁちょっと曇ってるみたいだし、 今更どうしようもないし・・・。

 駅に着いたところで、貼ってあったポスターが目に入った。
【万博会場まで直通バス運行 往復9000円】
えぇ〜っ!!そんなのあったの?それにすれば良かったじゃんと思って
「こんなのあったんだね?知ってた?」
と言ったら、ダンナと上の子が
「知ってたよ。」
だってさ。それなら教えてくれればいいのに・・・。まぁいいけど。


 途中の乗り換え時間は5分くらいしかなかったのでペットボトルを買うのが精一杯。 乗り換えてからは車内販売があったので、軽く腹ごしらえ。 その後、ダンナと私はず〜と寝てた。上の子はゲーム、下の子も寝てたかな。



 名古屋駅(っていうのかな?)に近づいてくると、 「万博会場へお越しの方は次の○○駅でお乗換えです」という車内アナウンスが何回かあった。 私としては一番間違いのない簡単なルートを選んだつもりだったので、 そのアナウンスを聞いても別になんとも思わなかったんだけど、 ダンナは、
「今のところで乗り換えた方が良かったんじゃないの?帰りはこっちを回ったほうが早いですよ。」
とかなんとか言い出して(帰りの切符も買ってあるのに・・・) 私は内心「この期におよんでなに言ってんの?そんならもっと早い段階(計画してる時)で言ってよねぇ〜」なんて思った。 まぁ、そんなこと言ったら険悪なムードになるのは目に見えてるので、もちろん口に出しては言わなかったけど。


 名古屋駅に着いたのは10時20分あたり。 ネットで調べてあったとおり、広小路口から出てすぐの横断歩道を渡り、 右方向に歩いて10〜20メートルあたり左手の階段を登っていった。
(ここは裏口?らしいんだけど、ちゃんと看板も出ているので初めての私でもちゃんとわかった。)

 ネットには実際利用した人の書き込みがあって、 乗車券を買うまでか、乗り込むまでも結構時間がかかる(20分くらい)と書いてあったのだけど、 この時間帯は空いていたのか、乗車券もすぐ買えたし、バスにもすぐに乗り込めた。 で、すぐに発車。(一応時刻表では10分間隔で運行)
 時間がかかるのは、ひょっとすると朝一とかかもしれない。

 EXPOライナーの会場までの所要時間は35分(公表)ということなので、 道路状況によってはもっと掛かるんだろうなぁ〜と思っていたら (実際、高速に入るまではノロノロ運転だった) なんと、本当に35分(ひょっとするとそれよりも短いくらい)で着いた。 ハッキリ言ってビックリした。

 これで帰りの心配はちょっと解消した。
(けど、パビリオンとか出口からどれくらい掛かるのかは歩いてみないとわからないので、まだ不安。)
 EXPOライナーは東ターミナルに着いて、東ゲートから入場する。 ペットボトルは持ち込めないので、入り口に紙コップが用意されていて移し変える場所があった。 家はみんな電車内で飲みきっていたので、そのままゲートへ。 これもネットの書き込みで、 持ち物検査があるので中に入るまでに20分〜30分くらいかかるとあったんだけど、 やはりこの時間帯は空いていたのか、ホントすんなり入れた。待ち時間0。

 持ち物検査は荷物を開いて見せるのと金属探知機。 私はこの時、デジカメをポケットに入れていて、金属探知機でピィー!!となった。 けど、ポケットから出して見せただけでOK。


 入ってすぐのところに公式ショップがあって、下の子はすぐに友達へのお土産を買っていた。 ショップのレジはすごく混んでたよ。
 ショップの手前にはモリゾーとキッコロのぬいぐるみ?があって、みんなそこで写真をとっていた。 みんな、なんとなく順番に並んで?それほど待たなくてもちゃんと撮れた。


 その先にトンネルがあって、みんなゾロゾロと歩いて行く。 トンネルを出るとそれぞれのパビリオンが見えてきて、通路の脇にはお花がいっぱい。 いよいよだぁ〜って気分を盛り上げてくれる。



 予約のとってある日立、三井・東芝、トヨタのパビリオンは東ゲートから歩いてくるとすぐだったので、 場所を確認して、とりあえず予約時間(すべて午後から)までは入れるところに入って、 何か食べ物があったら食べたいねぇってことで、 グローバルコモン1(アジア)の方に向かった。



 この日は曇っていたけど、今にも降りそうという感じではなかったし、 風もそれなりにあって、私としては希望通りの日だった。 けど、やはりたまに陽が射すとものすごく暑いから帽子は必要。 グローバル・ループ(会場を小さくぐるりと一周している)で帽子を販売していたので 買おうかなと思ったんだけど、 みんなに別にいいよと言われてやめた ・・・。



 グローバル・ループを歩いていくと、サウジアラビア館の入口でズラ〜ッとならんでいるのが見えた。 あんなに並ぶのはイヤだ〜と思いながらすんなり入れそうなところ・・・ということでイラン館に入ることにした。 展示・販売がメインだったので、みんなぐるっと回って出ていくくらい。 ここでザクロジュース(300円)を飲んだ。 本当のざくろからつくっているのか、それとも業務用(合成してつくったもの)なのかわからないけど、 思ったより甘くて、渋味があった。

 外は暑いけど、館内は涼しぃ〜。 すこし涼んでから外に出た。すぐ側にファミリーマートがあったよ。
(昼時はものすごく混んでいた。それにあんまり混雑がすごい場合は入場制限もあるみたい。)



 それから中央アジア共同館に入った。 4ヶ国くらいが入っているんだけど、私としてはどれもみんな似た感じに思えた。 あまり違いがよくわからない。 ここも展示と販売がメイン。 ここで中央アジア料理、シャシリクという串焼き(500円)とワラカというミートパイ(300円)を食べた。 名前は違っても焼き鳥(肉はもっと大きいけど)とミートパイという感じ。 シャシリクは結構胡椒が効いてたかも。 出入り口のすぐ側にベンチがあったのでそこで食べた。おいしかったよ。

 食べてる間に水色のアイスクリームを持っている人が何人か通りがかって、
「あれはなに?どこで売ってるの?」
と思って見ていた。

 食べ終わったところで、岩塩アイスを買うためにモンゴル館へ。 これはネットの書き込みで好評だったので、私も食べたいなぁ〜と思っていたの。 で、先に見かけた水色のソフトクリームがそれだった。 岩塩をふりかけて食べる。 別にすごくしょっぱいアイスってわけじゃないんだよ。ちゃんと甘いんだけど 後味が塩をなめたときの後味とおんなじ感じ。 なんか面白い味なの。 コンビニなんかで売り出せばいいのにね。



 そういえばこの頃、通路のステージではマジックショーみたいなのをやってたよ。



 ネパール館、インド館に入り(インド館はお店が多かった。だいたい品物はどこも似たような・・・) 一通り見て回った。 ダンナは既に足が痛いようで、イスに座ってた。



 それから、今度はグローバル・コモン2(北・中・南アメリカ)の方に向かった。

 テクテク暑い中を歩いてメキシコ館に入ると、館内はとっても涼しい。ホントどこも中に入ると涼しく生き返る気分。 ここも展示がメイン。 ただ、レストランがあったと思ったけど、そっちはものすごく混んでいた。

 次にドミニカ館。

ドミニカ館の前の像
拡大して御覧になりたい場合はこちらです。



 それから中米共同館に入った。 入ったところに色々な砂浜の砂が置いてあって(これは手で触ってみることができた) 一番サラサラしてたのはカリブ海のなんとかいう海岸だった。 (ものすごく有名、聞けば絶対「そう、そう」って思うだろうけど・・・出てこない・・・)
 あと、遺跡の模型?とか民族衣装とかの展示に、ターザン?みたいにこっちからあっちへロープで行くみたいなのがあった。 (ロープにぶら下がるんじゃなくて、渡したロープに滑車がついてる感じのやつ。)
 でも、私達が行ったときは休み時間だったみたいで、モリゾーとキッコロがロープにぶら下がっていた。 ちょっとコワイ・・・。
 一回りしたあと、展示してある隣のところでかき氷とハイビスカスジュースを買って、 広場のイスに座って食べた。 この頃はもう、本当に暑かった。 ハイビスカスジュースはエジプト館出口でも売っているとネットの書き込みにあって興味があったんだけど、 遠すぎて行けなくてあきらめていた。 だから、こんなところにも売ってる!と思ってうれしかったんだけど、 ひょっとしたらあちこちで売られていたのかもしれない。 味はとりたててどうというほど珍しい味ではない感じ。 ザクロジュースの渋味をなくした感じかな。



 そうこうしているうちに、日立の予約時間が近づいてきたから、みんなで「暑い、暑い」といいながら歩いて向かった。 受付時間を5分くらい過ぎたころには列に並んだはずだけど、早く行けば早く行っただけ早く入れるというわけではないようで、 結局並び始めてから20〜30分くらいは並んでいたように思う。 (ズルズル前に進みながら・・・)
 家はインターネットの予約だったのだけど、当日並んで整理券をもらった人達の方がすんなり待たずに入っていったような気がする。 逆に全く予約なしで並んでいる人も沢山いて、係員さんに
「今から並ぶと4時間待ちです。」
と言われていた人もいた。 それに比べれば20〜30分なんてどうってことないか。

トヨタ館、日立館
↑ちなみに手前のタオルをかぶっているのがダンナ

日立はとっても面白かったよ。 万博に行く前に希少動物育成ソフト(って、こんな名前だったかな?)をダウンロードして、 動物を育ててから行くと更に面白いと思う。 日立館の内容を詳しく知りたい場合はこちらを御覧ください。



 それから、次の予約まで1時間ちょっと時間があるからどこかでなにか食べようということになった。 なにか珍しいものを食べたいなぁという気持ちはあったけど、どこもすごく混んでいた。 みんなもう足が痛くてしょうがないような状況だったので、とにかく座って食べられるところにしようと 席の多いドイツ料理のレストラン ビア・ハーレに入った。 結局食べたのはカレーとハンバーグ?みたいなもので(っていうかそういうメニューなんだからしょうがない) ちょっと残念。そりゃ、多少ドイツ風なんだろうけど、 折角こういうところに来てるんだから滅多に食べられないものを食べたかったなぁ。



 その後はダンナと上の子、私と下の子で別行動。



 私達の次の予約は三井・東芝の15時30分〜だったので、 日立の時のこともあるから15時10分くらいにはもう並びにいった。
(こちらも予約なしで並んでいる人達は1時間半待ちくらいだった。)
 で、入口で聞いてみると・・・
「ただ今は15:10〜の受付ですので時間になりましたらおいでください。」
と言われた。 とはいうものの、あと20分ちょっとくらいで回れるところなんてありそうもないので、 その辺りをブラブラしていたら「ブラザー」のなにか (ロボットが質問に答えてくれるとか、不思議な画像?映像?が見れるとか?)があったので、 そこに入った。 けど、ここは対象年齢が小学校低学年程度みたいな感じでちょっと退屈。 新体操をやってるみたいなお姉さんが出てきて、 (服装は新体操みたいなレオタードじゃないよ、というよりすっごく暑そうな感じ) リボンをクルクルゥ〜とやったり、みんなで一緒に体操したりしてた。
(私達はもう疲れ果てていたので隅っこに座り込んでいた。)
 結局集合時間が近づいたので途中で出てきた。



 三井・東芝も面白かった。 なんというか最後まで手が込んでた感じ。 自分の顔が取り込まれて映画の中に出てくるんだけど、みんな似たような格好をしているので、 自分を判別するために付けひげとかシールでなにか目印をつけておくといいと思う。 (付ける場所は縦方向は眉毛より下から上唇までくらい、 横方向は両眉毛の端から唇両端までの三角形?の中くらいがいいと思う。 その他のところだとヘルメットに隠れて見えなくなってしまう可能性が・・・。あと、 鼻の頭とかはちょっとムリらしい。) 三井・東芝館の内容を詳しく知りたい場合はこちらを御覧ください。



 二手に分かれたダンナの方は、別れた後マンモスを見たり、子供はトルコアイスを食べたり (ものすごく歯ごたえだか弾力があったそうだ)、 結構堪能してたみたい。 ダンナの方はトヨタの予約があって、終了時刻が5時半。 EXPOライナーの所要時間を考えるとそんなに慌てなくても名古屋発7時の電車には間に合いそうだけど、 それでもそれが最終なのでなんとしても間に合わせたい。 待ち合わせは東ゲートのモリゾーとキッコロのぬいぐるみのところにしたので、 終わったらダッシュで来てねと言っておいた。



この辺りをウロウロ・・・


 私達の方は三井・東芝館を出てから待ち合わせまで1時間半くらい時間があったので、 グローバル・ループをテクテク歩いてグローバル・コモン6(オセアニア・東南アジア)に向かった。 途中、ポップコーン(マンモスのマモちゃんだか、モモちゃんだったかな?)を売ってたのを見かけたけど、 暑くてベタベタしそうだったから買うのをやめた。食べたかったんだけど。 グローバル・ループから下ったところがオーストラリア館で、ここもちょっと混んでいた。 階段下にピンク色の着ぐるみのかものはし(たぶん)がいた。けど・・・なんかなぁ・・・って感じ。



 そのまま進むとフィリピン館、ラオス館、マレーシア館があったけど、やはり展示がメインで 私としてはイマイチ違いがよくわからなかった。 外では民族舞踊みたいなのが披露されていたよ。



 マレーシア館のロティーチャナイとかいうのは美味しいとネットの書き込みで見ていたけど、 この頃になるとジュースをガブガブ飲んでたりしたせいか、とても食べる気にならず、 食べてる人のをちょっとのぞいて終わり。 なんでもインドの「ナン」に似てるみたいだけど、 食感はモチモチしていて巷に出回っていないものなのでここで食べるのがおすすめらしい。



 あと、どこか行きたいところあるかなぁと考えて、 コーカサス共同館の「バラソフトクリーム」ってのを食べてみたいと思ったのだけど、 ここからは思いっきり遠くて、待ち合わせの時間に間に合うか自信がない。 それにホントもう食べるのは別にいいかなって感じだったので、 ちょっと早いけど待ち合わせの場所の公式ショップに行こうということになった。



 ちなみに自転車タクシーとかグローバル・トラムとかっていう移動手段もあるのだけど、 ハッキリ言って速いとはとてもいえない。 最初はそれに乗っていけば間に合うんじゃないの?って思ったのだけど、 トラムの方は半周するだけで20分くらいかかるらしい。 ちょっと遅すぎ。



 ところで北ゲートの2階っていうのかな?そこには小・中・高(高も入ってたかな?)の 団体客優先席みたいな場所があって、こういうところにこれる近い学校はいいなぁと思った。 遠足とか課外授業とかね。





 私達は帰るのでゲートに向かって歩いていったわけだけど(午後5時頃) 入ってくる人も結構多く、半々くらいだったかもしれない。 お店の中は結構混雑していたけど、レジはそれほど待たなくても良かった。 それにしても、お土産ってたいしたものないよね。 っていうか、子供(と限定してはいけないけど)みたいにキーホルダーが欲しいって思うような歳でもないし、 全体的に欲しいものがない。 だから結局食べるものになるわけだけど、これもまた特に珍しいものがあるわけじゃないしね。 色々見て、好き嫌いのなさそうなおせんべいを買ってきた。

 娘はモリゾーとキッコロ付きのシャーペンを買ってた。
(娘がいうにはショップによって多少品揃えが違うらしく、欲しかったのはここにはなかったそうだ。)

 買い物も終わったところで、そろそろダンナ達もくるころだなぁ〜と思いながら二人で待っていた。 5時40分過ぎに合流して東ターミナルへ。 それぞれ向かう場所別にバスが留まっていたんだけど、私にはどれがどれだか全然わからなかった。 (バスって車体の模様?が違うだけで、だいたい同じように見えるものでしょ?) けど、係員さんがいて親切に「あれです」と教えてくれたので、迷うことなく乗り込むことができた。

 私達が乗り込んですぐに満員になったのか?時間がきたのか、発車した。
(一応バスの発車時刻は10分刻み)

 帰りも特に時間がかかることなく、すんなり名古屋駅近くの名鉄バスセンターに着いた。 それから駅構内の売店でおにぎりやらお茶やらをしこたま買い込み電車に乗り込んでからむしゃむしゃ食べ、 電車が出るとみんな気分よく?ぐぅぐぅ寝ながら帰ってきた。



 結局家に着いたのは夜の11時過ぎ。 はぁ〜結構きつかったけど(特に足)行っただけのことはあったかな。
(みんな日に焼けていたけど、ダンナの腕は気持ち悪いほど日に焼けていた。真っ赤・・・)



 ちなみに私はものすごく足が痛くて、会場にいる時も「はぁ〜、きっと今頃マメが つぶれて血まで出てるかもしれないなぁ〜」なんて思っていたんだけど、 そうそうヤワな足でもなかったらしく ちょっとした水ぶくれ になっていただけだった。(決して気持ちのいいものではありません・・・。)





 今回名古屋に行ってみて、名古屋って大都会なんだなぁと感じた。なんかどこまで行っても建物(ビル) が途切れることがない感じ。
 あと、今回少し曇っていたせいもあると思うけど、思ったよりず〜っと涼しかった。 私は1日会場にいたら「死ぬ」まではいかなくても具合が悪くなるんじゃないかと思っていた。 だってさ、よく35℃とかあっても全然珍しくないみたいじゃない? それに湿気もすごく多そうなイメージがあるし。
ものすごく覚悟していったわりには拍子抜けするほど過ごしやすかった。良かったよ。
(そりゃ、暑いことは暑いんだけど・・・)



顛末記のTOP

想うことのTOP

TOP