日帰り愛知万博体験記−三井・東芝館
まず、入口が4つあって、それぞれの入口の前に20人ずつ並んだ。
私は入る時にサッと入るために整列させられているんだと思っていたんだけど、
実はそうじゃなかった。
中は小さいお部屋になっていて、
入口の前に並んだ20人がそこで顔のイメージ?を取り込むようになっていた。
(5台あって、1台4人の割り当て。)
1台に一人ずつ顔を突っ込んで、みんなで一緒に撮る。
ガイド?さんが
「それでは撮ります。」
というと、左右一回ずつ時間差で光る。
これを2回。
その後、ガイドさんが
「それでは皆さん、この後皆さんは映画の登場人物として出演されますが、
ここで周りの方を見渡していただき、顔を覚えていただいて、
その方が活躍されましたら、応援をしてあげてください。」
みたいなことを言った。
けど、よほど特徴のある顔でない限り初対面で、しかも今会ったばっかりの人の顔なんて覚えられんて。
それからその先に進むと、映画館みたいになっていた。
だいたい最初に並んだ順番に前から座るので、もし最前列に座りたかったら入口前に並ぶ時に前にならないとダメ。
ただ、この時の座席は前でも後ろでも、どこでもあまり気にならないと思う。
で、最初に、自分の顔が画像になってどの役になっているか、キャスト紹介がある。
ちょっとハッキリ覚えていないけど(間違ってるかもしれない)
ブレイン
オーソリティー
ガーディアン
レシーバー
の4種類があって、
それぞれの人数も微妙に違う。
私は人の顔を覚えるのが苦手で、そういう人は実物の人間でも顔の判別が下手だと思うんだけど
(ほら、外国人はみんな同じ顔に見える・・・みたいな感じで)
画像になったみんなの顔は、大して違わないように見えた。
かろうじて自分の顔は「なんとなく・・・」くらいはわかるんだけど、その他の人はほとんど同じに感じた。
そんなわけで、やはり顔にシールを貼ったりして自分自身に目印をつけることは「絶対に」必要だと思った。
私は額にシールを貼ったけど、ヘルメットで半分くらい隠れていたのと、
あまり目立つと恥ずかしいなぁと思って黄色(レモン色?)のシールにしたので、ちょっと出ただけの時には探すのに苦労した。
娘は恥ずかしがってシールを貼らなかったので、自分と確認出来たのはキャスト紹介の時だけだったって。
特に娘はガーディアン役だったので動き(画面の動き)が早く、相当目立つ印がないとムリだったと思う。
(もちろんガーディアンの中でもセリフが長くてその間ず〜っと顔が出続けてる役の人もいて、
そういう人は目印がなくてもわかると思う。)
ちなみに私はレシーバー役だった。
結構いっぱいしゃべってたよ。
娘曰く
「お母さん、メチャクチャいっぱいしゃべってたよねぇ?」
(とか言いながら、額の印は見えていなかったようだ。
要するにヘンな顔の人は普通の顔の人の中に混じると目立つってことかしら?)
なにか、自分が演じてるわけでもなんでもないのに、ちょっと恥ずかしいような、失敗しないでやれるかなぁみたいな、
本当に複雑な気持ちになる。
失敗なんてするわけないんだけど。
映画の内容は、ものすごく大雑把にいうと、自然のなくなった地球から脱出して別の星に移り住んだ人達が、
また自然のよみがえった地球に戻っていくというような感じ。
で、その地球に戻って行くシーンで、今まであった仕切りがなくなって入口で並んだほかの組
(入口は4つだったので、他の3組)が見えるようになる。
(スクリーンも大きくなって、というか今までが1/4だったってことね・・・)
そして、一番最後には目の前にあったスクリーンが上がって、別の入口(があったことは知らなかった)
から入った人達と対面する感じになった。
(ちょうど座席は三角形みたいに配置されていて、スクリーンと座席がその三辺部分という感じ。)
実は話の細かい内容は私としてはイマイチ良くわからなかったんだけど(これは私が頭悪いから)、
映画は上手く出来てると思ったし、
最後の演出も考えられていて、なかなか良かった。
とにかく一番重要なことは自分の顔を判別出来るように、目立つ印をつけておくことだと思った。
印は変わったものでなくても大丈夫だと思う。
(というか、あまりかわいいキャラクターものだと逆に話の内容とのギャップが・・・)
スター・ウォーズのアミダラ女王みたいにほっぺの両側に丸いしるしをつけるとか
(別に両側でなくてもいいけど)、
ナルトのジライヤみたいにほっぺに線をつけるとか、
しるしの色も赤とか青とか緑とかの目立つ色にするとか。
あと、付けヒゲもいいなぁと思ったし、
口紅を真っ赤とか真っ青とかにすればなにもつけなくていいんじゃないかな。
これも(内容がこのままでも構わないから)どこかで、有料で体験できるようにしてくれないかな。