この上暖下冷の空気の層になることが通常はあまり無い為、上位蜃気楼は貴重な珍しい現象となる。
上暖下冷の空気の層が出来るのも色々なパターンがあるので、
伸び上がる大きさ・形、持続時間、変化の範囲が様々となる。
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蜃気楼の発生には「上暖下冷」の空気の層が関係しています。その形成の仕組みなどを分かり易くビデオにしてみました。 | |
日本蜃気楼協議会の蜃気楼交流会で 研究発表をした時の魚津の蜃気楼のしくみです。 |
一般的に
しんきろうには上位と下位の2つのタイプがあって、
魚津のしんきろうは「上位蜃気楼」の事を言う。
年間でも観測されることが少ない珍しい蜃気楼。上暖下冷の2層の空気層により、その空気の境目で光の屈折が起きるので、普段の風景の上に屈折した虚像が重なり、伸びたり反転したりの風景となって見えるものです。高さや見え具合、あるいは変化している時間によって、蜃気楼のグレード(ランク)が付けられます。(ランクは魚津埋没林博物館が付与)
年間を通して良く見られる現象。寒い冬によく見られることで「冬型蜃気楼」とも呼ばれます。海面付近の高さで下に反転することで海岸が浮いたように見え、浮島現象とも呼ばれます。時間ごとの変化がほとんどありませんが、場合によっては幻想的にも見える場合があります。