日本の「不登校」について、冷静に考えてみる。「不登校」って何だろう?「登校セズ」ということなのだろう。誰かが悪いのだろうか?「子どもたち」…全く「悪くない。」、「保護者たち」…全く「悪くない」、「学校」…一生懸命指導している「悪くない」、「先生たち」…一生懸命指導してくれている「悪くない」。欧米では日本と同じスタイルの「学校」があり、そこで登校できない状況に陥った時に、個別プログラムを中心といたコミュニティースクール「フリースクール」が存在する。
「学ぶ」ことに対する「選択肢」が存在するのである。「不登校」という概念が存在しないのである。ここに「不登校」って何だろう?の核心があると考えられる。「不登校」は「システム不全」が引き起こす負の産物ではないだろうか。それにより、「子どもたち」「保護者」が苦しめられる。そして、「学校」は「担任」を使い、登校指導に一生懸命になる。そして「不登校」の「子どもたち」「保護者」は「登校セズではいられない」という新たな苦しみを受ける。加えて社会から「登校セズ」という状況を「社会的罪悪」として見られる、或いは見られているという観念に捉われ、苦しめられる。
このような「不登校」を取り巻く状況にフリースクールだいとは、多様な学びの場を提案していきます。小集団による授業と自主学習を組み合わせた学習スタイルで自主性を構築していきます。また、「ソーシャルスキルトレーニング」を授業化することにより、自宅待機や集団を避けてきた「子どもたち」に「社会・集団」の中での実践力を養っていきます。
また、特別支援教育に対しても、特別な思いを持っております。
知的障害をお持ちではなく、通常学級で学ぶ発達障害の生徒たちのよりよい学び場所の提供を目指していきます。高等部では卒業することはもちろん、進路指導に重点を置き、「3年間丸ごと進路指導」を実践していきます。通信制高校のゆとりあるカリキュラムが個に応じたプログラムの作成に大きく貢献できます。全日制高校に比べ、1/10の時間で3年間74単位を取得し、卒業できます。合理的な配慮と共に柔軟なプログラムを作成していきます。
これまでの学校生活の中で、個性を十分に活かすことが出来なかった方は是非、ご相談下さい。40名〜50名の集団で一人ひとりにきちんと目を配り、社会貢献できる場面を見据えて指導して参ります。
最後に、多くのお子さんに多くの学び機会があることを祈念申し上げます。
だいととは
代表の想い
教育理念
生徒の個性は一人ひとり異なり、優れた長所と秀でた能力を持ち合わせています。詰め込むだけの教育ではその個性は開花するどころか、退化してしまうことも考えられます。生徒が真に成長するためには、自己理解と、失敗をしてもそこから学び、更なる成長を遂げることを可能とする環境が必要不可欠です。 当校では、生徒それぞれの長所を発見し、自立して活動できる力を身につけられるように、それぞれの個性を尊重していきたいと考えています。そして、スタッフ一同も生徒とともに、常に成長していく姿勢を理想としています。生徒の輝く未来が、生徒自らの力によって、大きく広がっていくことを、望んでやみません。
沿革
既存の詰め込み式の学校になじめない生徒、いじめ等で不登校になった生徒たちが、もっとのびのびと、そして、力を発揮できる学校をつくりたい。そして、焦らずに、自分を信じて思い切り力を発揮して、成長してほしい。このような思いから2004年4月に中学校新卒・既卒者、高校在籍・中退・既卒者を対象とした「フリースクールだいと高等部」高等課程を開校し、私たちの学園づくりはスタートしました。そして、保護者の方にも、生徒さんが安心して通える学校作りと、ご家庭とは常にパートナーシップを持って活動していきたいと思っております。通信高校との協力関係により、学割の取得、本学園独自の特待生制度による学費の軽減などを通して、生徒に生活しやすい環境も整え、サポート校として真の教育を模索しております。
また、同時に、中学生を対象とした「フリースクールだいと中等部」を開校し、地域社会の教育力を生かした地域密着型の教育を展開しています。知識の習得はもちろん、体験学習から「学ぶ意欲」への発展を図っています。
スタッフ紹介
代表 石川昌征
スタッフ 和田啓人(児童クラブ主任)
スタッフ 千葉奈央子
時間講師 1名
事務・経理担当 1名
大学生アルバイト 数名
セラピー犬 マル エンフィ 毎週火曜、木曜勤務
スタッフ 和田啓人(児童クラブ主任)
スタッフ 千葉奈央子
時間講師 1名
事務・経理担当 1名
大学生アルバイト 数名
セラピー犬 マル エンフィ 毎週火曜、木曜勤務