新LCD DISPLAYに交換し見やすくなった(ただしBLは黄緑となった)
左上部に見えるのが50MhzのリファレンスUNITとシリアルコントロールのUNITです。
右側の黒いUNITがSW電源部で、その上に乗っているのは自作のANT等のインターフェイスです。
動作し始めてから何年かは快調に動いていた。しかし、先にも記したが、このバージョンの受信機はSSBの帯域が2KHzと狭く、初めは良くても人間欲が出て左のようなLSB&USBの3KHz帯域のメカフィルユニットを探してきた。
これでもっと音に幅が出るだろうと思い、、どのように実装したらよいか思案をしていたら、突然LCDのディスプレーのバックライトが消えてしまった。
上部パネルをはずしてまず驚かされるのが、パネルの裏側にエンボス加工された銅箔が張られ、本体シャーシとの接触を保っていること。内部は、各UNITがプラグイン式で整然と配置されている。
右下の大きなスペースはオプションのプリセレクターが、配線済みのケーブルで接続されるようになっている。残念ながら実装されていない。長い間探しているのだが、いまだに見たことがない。
Collinsのメカニカルフィルターが5本実装されているSSBには村田製のセラミックフィルターが実装されている
このWJ-8626A-4は、WATKINS社のWJ9040シリーズのDirect Findig systemのHF帯用の受信機です。Systemでは、このWJ-8626A-4が30Mhzまでをカバーし、それ以上の周波数は同形で20Mhzから1400MhzまでをカバーするWJ-8628A-4の受信部と、受信帯域内のスペクトラムの表示それに伴うFSK等のデモジュレーターなどが、高さ1Mほどのラックに収められています。WJ-8626A-4は、非常に巧妙作られており、この本体とあわせてWJ8626A-1とペアで使うことによりまったく同じ受信機を2台使うような構成になっています。WJ8626A-1はコントロール部を除いて、まったく同じものが内蔵されており、WJ8626A-4のパネルコントロールからコマンドを入れると、このコントロールパネルにより、WJ8626A-1がもう一台の受信機として働くのです。このWJ8626A-4は、リファレンスの周波数が高く50Mhzのリファレンスが必要です。しかし、9040用のシステムラックには高安定のリファレンスが設置されています。 このシステムラックも、また巧妙で内部に各ユニット接続のDサブコネクターが各スロットに用意されていますが、其々のユニットはどのスロットに差し込んでも動作します。こうしたわけで、我が家では左からWJ8626A-1オーディオ分配とSPユニットのWJ9040SPN100それにWJ8626A-4の本体との順で挿入してあります。 本体パネルはダイヤル、オーディオ、RF GAINそれにバックライトの輝度しかつまみはありません。後の操作はすべてキーパッドよりメニューで選択していきます。当初我が家にきたときはマニュアル類が一切なくしかも動作しない状態だったのですが、重症の故障ではなかったため何とか修理して、操作し始めましたが、メニューにしたがって難なく動かせるようになりました。