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上記の状態から修理したMA1723

(2010.11.26)
LSB.USB Xtal Filterのクローズアップ

MA1723の2Tone特性をとってみました。

先日11月22日にチェックのために久しぶりに2Toneのデーターを取って驚いたので、その興奮が冷めないうちにと思って、久々にふたを開けてチェックしたところ、RFボードのパスコンが2個おかしかった。

このパスコンを交換後、測定したのが左の写真だ、測定条件は先日と同じで、-63.5dbの数値が出てきて一安心した。
当たり前のことだが、ON Airモニターではこうした細かいことが分からず、結果的に回りに迷惑をかけてしまう。

当初、我が家にやってきてオーバーホールが終わった時点でチェックを兼ねて、2Toneの特性を取ったが、残念ながら記録を残してなかったので、今回久方ぶりに特性を取ることなり、特性をとって見て驚いた。
左の写真のように裾がやけに汚い。
別ページのHF8014Aに比べると5−6dbは悪いので,チェックをした以上いずれ暇を見て修理しないとまずいな・・・ということとなった。

2nd LO等のシンセサィザーユニット
All Band Mixerおよび1st L.OのDrive AMPユニット
1st Mixerのクローズアップ
RACAL HF Exciterのスペアボードをすべて在庫しているが、故障をするとそのユニットを交換し、故障をした基板をメンテナンスし常に動作状態を保っている。以下に主なユニットの写真を示す。
フィルターはLSB.USBの2.75KHz帯域で、キャリアー周波数1.4MHz、フィルター上部に2つ見えるのがそれぞれのBM、音声増幅関係も2系統に分かれている。各ユニットは、RACAL特有のアルミダイキャスト製のシャーシーに納められ、各ユニット間はフラットケーブルにて接続されている。
写真でも分かるように、ショートモードの故障が多いタンタルコンデンサーが少なく、フィルム系のコンデンサーが多用されているのは、私どもにとってはありがたいのと、IC類もすべてコネクターが使われておりメンテナンス性は大変よい。
RACAL製(英国)の2CH 出力200mwのExciter、RA1792受信機と同一のデザインで作られている。構成は、1.4MhzでSSBを発生し65Mhzにアップコンバートされ各周波数に変換される。1.4Mhzのクリスタルフィルターで2.8Khzの帯域を持ちUSB LSB専用フィルターを使用している
周波数設定は、パネル面のキーボードよりの直接入力、または100CHメモリーよりの読み出しで行う。
画面左側のキースイッチはシステムのリニアアンプのコントロール用で、アンプ部の電源からチューンまで自動設定が出来る、

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RACAL MA1723 Exciter
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