Title9-3.GIF (2758 バイト) Eurasia1224   クロニクル「モンゴル帝国」(INDEX)

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 モンゴル帝国の成立(4)
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 ◆チンギス=ハーンの西征(概略)◆ 
西征でホラズム朝を滅ぼした後、チンギス=ハーンはニシャプールに留まったが、その部将スプティの率いる軍がカスピ海西岸からロシアに侵入し、アゾフ海北岸のハルハ川の戦いでロシア諸公軍を破った。一方、金に対しても渭水方面の攻略し、西から圧力をかけつつあった。

チンギス=ハーンの時代(4) 他地域の情勢
1221年 5-モンゴル軍、金の東平府を取る。 11-延安を攻め、潼関、京兆に進出。 第5回十字軍、降伏して撤退。
モンゴル軍、ニシャプール占領。カズナを破壊。シスターン地方に進攻し、サッファール家を臣属させる。 5-承久の乱;後鳥羽上皇、執権北条義時追討の宣旨を下す。7-後鳥羽上皇、隠岐配流。
1222年 7-全真教道士長春真人、チンギス=ハーンに会う。
11-モンゴル軍、金の同州、鳳翔を攻める。
1223年 ハルハ川の戦い(*2);モンゴル軍、ロシアに侵入し、ロシア諸公軍を破る。 仏;フィリップ2世没。ルイ8世即位(〜1226年)
1-モンゴル軍、金の河中府を取る。
太師国王ムカリ、解州で没。 道元、渡宋。
12-金の宣宗没。哀宗即位(〜1234)
1224年 8-南宋の寧宗没(1194〜)。理宗即位(〜1264) 6-北条泰時が執権、時房が連署となる。
チンギス=ハーン、西征を終え帰途につく。

 

 

資料  *1 陳舜臣『チンギス=ハーンの一族』
 *2 石橋秀雄他 『世界史大年表』