| ブルグンド王国、ヴァンダル王国滅びる |
| 524年 |
ブルグンド王グンディマール2世、フランク勢力を撃退。 |
| 古典・ローマ教学者ボエティウス、テオドリックへの反逆罪に問われ、処刑される。 |
| 525年 |
南ロシア生まれのローマ修道士・神学者ディオニシウス=エクシグウス、初めてキリスト紀年(西暦)を使用。 |
| 526年 |
東ゴート王テオドリック死去。 |
| ローマ教皇フェリックス4世即位(〜530)。 |
| 527年 |
ビザンツ帝国ユスティヌス1世の甥ユスティニアヌス1世(527?565)が即位。一時、暴動によりコンスタンティノープルが廃墟となるが、ハギア・ソフィアを再建。 |
| (その大聖堂は、今日まで(モスクとして)生き残っている。)。 |
| また、帝国の法律を集大成して『ローマ法大全』を作成。法の前では平等という思想 |
| ビザンツ皇帝ユスティニアヌス1世即位、将軍ベリサリウスに西ローマ帝国東部の再征服を命じる。 |
| イタリアは東ゴート族に、アフリカはヴァンダル族にスペインは西ゴート族に、ガリア(フランス)はフランク族に支配されていた。 |
| 529年 |
ベンディクトゥス、モンテ=カッシーノに修道院を建設;西方修道制の起源 |
| ビザンツ帝国ユスティニアヌス1世、侵入したササン朝ペルシアと戦う(〜532) |
| ユスティニアヌス1世、アテネのアカデメイヤを閉鎖 |
| ビザンツ帝国のトリボニアヌスにより『ローマ法大全』編纂始まる。 |
| 530年 |
ヴァンダルのゲリマル王即位(〜534)。 |
| ローマ教皇ボニファティウス2世即位(〜532) |
| 531年 |
フランク分国王テウデリヒ、テューリンゲン族を征服。 |
| 分国王ヒルデベルト、西ゴート軍を撃破。 |
| 532年 |
フランク王国、ブルグンド王グンディマール(523〜)を撃破し、敗死させる。 |
| ビザンツ帝国でニカの反乱;コンスタンティノープルの人民蜂起、将軍ベルサリオスに鎮圧される。聖ソフィア寺院焼失。 |
| 533年 |
ユスティニアヌス1世はベルサリウスをペルシアとの戦争から呼び戻し、カルタゴを奪還させる。 |
| フランク王国、スペインの西ゴートと戦い、一部の領土を奪う。 |
| ローマ教皇ヨハンネス2世即位(〜535) |
| 534年 |
ブルグント王国、フランク王国によって滅ぼされる。フランクのクロタール1世、ブルグンド王となる。 |
| 西ゴート、王国の首都をトレドに定める(〜711)。 |
| ビザンツ帝国将軍ベルサリオス、ヴァンダル王国を滅ぼし、北アフリカに領土を拡大。マルタ島を占領。 |
| ベルサリウス、ナポリ、ローマ、ラヴェンナを征服。しかし東ゴート族の王ウィティギスのゲリラ的抵抗により、ローマが焼け野原となる。イタリアの輝きが失われる。 |
| ローマ教皇アガペトゥス即位(〜536) |
| 536年 |
フランク王国、東ゴートからプロヴァンス地方を奪還。 |
| ローマ教皇シルヴェリウス即位(〜537) |
| 537年 |
ビザンツ帝国の聖ソフィア寺院再建される。 |
| ローマ教皇ヴィギリウス即位(〜555) |
| 538年 |
東ゴート、ローマ市を包囲(〜539) |