ローマ帝国の分裂 |
405年 |
東ゴートの部将ラダガエスス、ゲルマン諸族混成の大軍を率いてイタリア半島に侵入。フィレンツェを包囲したが、スティリコに撃退される。 |
406年 |
スティリコ、ファエスラエでゲルマン諸族を破り、東ゴートの部将ラダガエススを殺す。 |
スティリコのライン国境線守備隊の召還で、ヴァンダル族、スエビ族、アラン族、ラインを渡り、ガリアを侵略。西欧民族大移動の始まり。 |
ca.教父ヒエロニムス(ca340〜ca420)、聖書のラテン語訳(西方教会の聖書)を完成。 |
407年 |
ブリタニア総督コンスタンティヌス、ブリタニア軍団に擁立され、皇帝を僭称(〜411)、ガリアに渡る。 |
408年 |
パヴィアで軍隊の暴動。スティリコ派を虐殺。スティリコ、謀反の嫌疑で処刑される。以後各地に僭帝乱立。 |
東ローマ帝国のアルカディウス没。幼帝テオドシウス2世即位(〜450) |
西ゴートのアラリック1世、再びイタリアに侵入、アクイレイア、アルティヌム、コンコルディア、クレモナを略奪。ローマを包囲。貢納金を受け、トスカナへ撤退。 |
フン王ウルディン、トラキアを襲撃。 |
409年 |
ホノリウス、ブリタニアのコンスタンティヌスを共治帝として承認(〜411)。 |
西ゴート王アラリック、再びローマに進軍。外港オスティアを占領。ローマで首都長官アッタルスを皇帝に擁立(〜410)。 |
スエビ族、アラン族、ヴァンダル族、スペインに侵入。 |
スエビ族とヴァンダル族の一部はガラエキア、アラン族はルシタニア、ノヴァ=カルタゴ、ヴァンダル族はバエティカを占領。 |
410年 |
西ローマ帝国 皇帝ホノリウス(393?423、テオドシウスの息子)に無視された西ゴートのアラリックは、ローマを3日間略奪。 |