32年、イエス磔刑に処される |
15年 |
ゲルマニクス、カッティ族・ケルスキ族と交戦 |
属州アカイア(ギリシア)とマケドニア、元老院所管から皇帝所管に移る |
16年 |
ゲルマニクス、ケルスキ族に2度大勝利ののち召還され、撤兵。 |
ケルスキ族のアルミニウス、逃亡 |
17年 |
ゲルマニクス、凱旋式後オリエントへ遠征(〜19)、カッパドキアとコンマゲネ、皇帝所管属州となる |
ローマで百年祭大競技 |
歴史家リウィウス(BC59〜)没。主著『ローマ建国史』 |
18年 |
ゲルマニクス、アルタクシアスをアルメニア王とする |
ゲルマニクス、エジプトに渡る |
19年 |
ゲルマニクス、アンティオキアで急死。 |
ペトロニウス法制定;奴隷主に奴隷の殺生与奪権を制限 |
ケルスキ族のアルミニウス暗殺される |
20年 |
シリア総督ピソ、ゲルマニクス毒殺の容疑で告発され、自殺 |
21年 |
ティベリウス(第4回)とドルスス(第2回)、コンスルとなる |
アエドゥイ族とトレウェリ族によるガリアの反乱、シリウスにより鎮圧される |
22年 |
ドルスス、護民官権限を受ける |
23年 |
セイアヌス、ドルススを毒殺し勢力増大(〜31) |
24年 |
コルネリウス=ドラベラ、アウジアでアクファリナスを敗死させ、アフリカの反乱を鎮圧(17〜) |
26年 |
ポッパエウス=サビヌス、トラキアの反乱を鎮圧 |
ポンティウス=ピラトゥス、ユダヤ総督となる。ユダヤ人に厳しいセイアヌスによる差配。ピラトゥスも厳しい統治となる。ユダヤ人の間で救世主メシア(ギリシア語で“キリスト”)への希望が高まったか。*3 |
27年 |
ティベリウス、カプリ島に引退;セイアヌスの勢力頂点に達す |
28年 |
ca.イエス、ヨルダン川にて受洗 |
ゲルマニア北部のフリシィ族、反乱に成功;ローマのフリースラント(*)支配、一時中断(〜47) |
29年 |
リビア没。ゲルマニクスの寡婦アグリッピナ、長男ネロ、セイアヌスに反逆罪を着せられ流刑となる(のち自殺) |
ca.ガリラヤのヘロデス=アイティパス、洗礼者ヨハネを斬首刑に処す |
30年 |
ゲルマニクスの次男ドルスス、セイアヌスにより幽閉される(のち獄死) |
31年 |
ティベリウス、(第5回)とセイアヌス、コンスルとなる。 |
セイアヌス、陰謀のため刑死 |
32年 |
ユダヤ総督ポンティウス=ピラトゥス、イエスの磔刑を命ずる |
33年 |
財政危機、カリグラ、クアエストルとなる |
34年 |
アルメニアのアルタクシアス王没。パルティア王アルタバヌスのアルメニア介入、ローマに阻止される(〜35) |
37年 |
ティベリウス、ミセヌムで没(14〜)、カリグラ(ガイウス)即位(〜41、第三代皇帝)。カリグラ、コンスル就任。 |