ヴァレンティニアヌス・ヴァレンスによる兄弟統治 |
364年 |
ヨヴィアヌス帝、コンスタンティノープルに向かう途中で死去。
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ゲルマン民族出身のヴァレンティアヌス、皇帝に選ばれ、西方皇帝となる(〜375)。弟ヴァレンスを共同の東方皇帝に任命(〜378)。 帝国を二分して統治した。信教の完全自由を公認。 |
ヴァレンティニアヌス帝、息子グラティアヌスに「アウグストゥス」の称号を与える。
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ゴート族、332年のローマとの条約を破棄し、侵入を再開。 |
365年 |
プロコピウス、コンスタンティノープルで帝位を僭称し、カッパドキア軍団を率いて反乱(〜366) |
アレマンニ族、ガリアに侵入。 |
366年 |
プロコピウス、ウァレンスに敗れ、処刑される。 |
ウァレンティアヌス1世の軍、カタラウヌム平原とスカルポナでアレマンニ族を殲滅。 |
ローマ教皇ダマスス即位(〜384) |
367年 |
ウァレンス、西ゴート族と戦う(〜369)。 |
ウァレンティアヌス1世、息子グラティアヌス1世を共治皇帝とする。 |
サクソン人、ピクト人、スコット人、ブリタニアで略奪。将軍テオドシウスが撃退。北ブリタニアに属州ウァレンティア設立(〜370)。 |
368年 |
ウァレンティアヌス1世、ラインを途河、ソリキニウム山でアレマンニ族を破る。ライン平定。 |
369年 |
ウァレンス、西ゴート族と和約を有利に締結。ダキアを放棄。ローマ、年金支払いを停止。 |