Title9-3.GIF (2758 バイト) Europe293年   

286年gya_l_bg.gif (1060 バイト)   gya_r_bg.gif (1063 バイト)305年

ディオクレティアヌス帝の四分統治

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概略

293年、東方を統治する正帝ディオクレティアヌスと西方を統治するマクシミアヌスは、それぞれの首都ニコメディアとミラノで帝国を四分統治することを公布。 ディオクレティアヌス帝が東方正帝、マクシミアヌスが西方正帝、がレリウスが東方副帝、コンスタンティウス1世(クロルス)が西方副帝となる。各副帝は、それぞれの正帝の娘婿の関係を結んでいた。


地域 ガリア、スペイン、ブリタニア、マウリタニア西部 イタリア、シチリア、北アフリカ ドナウ河沿岸〜パンノニア、モエシア、トラキア 小アジア、パレスティナ、エジプト
帝位 西方副帝 西方正帝 東方副帝 東方正帝
皇帝 コンスタンティウス・クロルス マクシミアヌス ガレリウス ディオクレティアヌス
293年時 43歳 43歳 33歳 48歳
首都 首都;トリアー 首都;ミラノ 首都;シルミウム 首都;ニコメディア

ディオクレティアヌスによる四分統治
287年 ディオクレティアヌス帝、ペルシアと和し、アルメニア王にティリダテスを擁立
ブローニュのローマ海軍基地司令官カラウシウス、反乱を起こしブリタニアに渡り、正帝を僭称(〜293)
288年 ディオクレティアヌス帝、エジプトの反乱を鎮圧(287〜)
289年 ディオクレティアヌス帝、サルマタエ人と戦う
ディオクレティアヌス帝、アレマンニ族を破る
マクシミアヌス、フランク族を破る
290年  ディオクレティアヌス帝、シリアに侵入したアラビア人を撃退
 ca.マクシアミヌス、カラウシウスに敗れ、ブリタニアの支配を認める
291年  ディオクレティアヌス帝、エジプトで蛮族を撃退。
292年  ディオクレティアヌス帝、ドナウ河防衛線に戻り、サルマティア族を撃退する
 ディオクレティアヌス帝、幣制改革;金銀の通貨の改良を図る
293年  ディオクレティアヌス帝、帝国四分統治「四頭政」開始。;ディオクレティアヌス帝が東方正帝、マクシミアヌスが西方正帝、ガレリウスが東方副帝、コンスタンティウス1世(クロルス)が西方副帝となる。
 ca.専制君主制(ドミナトゥス制)始まる;東洋風宮廷様式の導入
 アレクトゥス、カラウシウスを殺し、ブリタニア王を僭称(〜296)
 コンスタンティウス(西方副帝)、フランク族・フリシィ族をライン川河口のパタヴィア地方から撃退(〜295)


資料  塩野七生『ローマ人の物語XIII 最後の努力』
 石橋秀雄他 『世界史大年表』