軍人皇帝時代;軍の推戴により皇帝が乱立 |
229年 |
セウェルス=アレクサンデルとディオ=カッシウス、コンスルに就任 |
政治家・歴史家ディオ=カッシウス、ローマを退去し、文筆に従事。『ローマ史』を著す |
230年 |
兵站補給所多数を建設 |
231年 |
セウェルス=アレクサンデル、ペルシアへ遠征(〜232) |
232年 |
セウェルス=アレクサンデル、ペルシア攻撃には失敗したが、メソポタミアを奪回 |
233年 |
アレマンニ族、ドナウ川を渡りラエティアに侵入、ローマと戦う |
234年 |
セウェルス=アレクサンデル、マインツでアレマンニ族と交渉。償金を払い撤退させる |
235年 |
ユリウス=マクシミヌス、軍隊により擁立される |
セウェルス=アレクサンデル、母ママエアと共にマインツ付近で軍隊の謀反により殺害される |
トラキア出身のマクシミヌス(〜238)、元老院に認められる;軍人皇帝時代始まる(〜283) |
セウェルス朝断絶 |
マクシミヌス、アレマンニ族を破る(〜237) |
キリスト教徒、迫害される |
236年 |
マクシミヌス、サルマタエ人のヤジゲス族とダキア人に対してドナウへ遠征(〜237) |
238年 |
アフリカ総督アントニウス=ゴルディアヌス1世と息子同2世、アフリカで皇帝に擁立され、元老院承認 |
ゴルディアヌス2世、ヌミディア軍団に殺され、同1世は自殺 |
元老院、プピエヌスとバルビヌスを皇帝に指名、承認 |
マクシミヌス、アクイレイアを攻囲中、親衛隊長官に斬殺される |
親衛隊、プピエヌスとバルビヌスを殺害し、ゴルディアヌス3世を擁立(〜244);母と親衛隊長官ティメシテウス、実権を握る |
ゴート族とカルピ族、モエシアに侵寇 |
242年 |
ペルシア戦争(〜244);ティメシテウス、ペルシアへ反撃開始 |
レサイナの戦い;ゴルディアヌス3世とティメシテウス、ペルシア王シャープールを破る |
243年 |
カラエとニシビスを占領 |
ティメシテウス病没 |
244年 |
メソポタミアでゴルディアヌス3世殺害される |
アラブ人の親衛隊長官フィリップス=アラブス、皇帝に即位(〜249) |
フィリップス、ペルシアと和し、帰国 |
245年 |
フィリップス、ドナウ遠征を行う(〜247) |
247年 |
フィリップス、カルピ族に大勝利 |
フィリップス、息子フィリップスを共治皇帝とする(〜249) |
248年 |
フィリップス、ローマ建国千年を祝い大競技会を開催 |
フィリップスの部将デキウス、ゴート族などを撃退し、モエシア・トラキアを平定 |
モエシアのパカティアヌス、カッパドキアのヨタピアヌス、シリアのウラニウス=アントニヌス、反乱を起こして帝位を僭称 |
ゴート族・カルピ族・ヴァンダル族、モエシア・トラキア方面に侵入 |