概 略 |
1071年 |
セルジューク朝の王アルプ・アルスラーン、マンジケルトの戦いで、ビザンツを破り、小アジアを奪う。エジプトを除く中東全域のイスラム世界を支配下に置く。 |
1077年 |
セルジューク朝がバグダードの本家の他に、ケルマーン、ルーム(小アジア)、シリア、イラクの四つの地方政権に分裂。 |
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トルコ系のマムルーク、アヌーシュ・テギーンが、1077年にその30年ほど前まではガズナ朝の領土であったホラズム地方の総督に任命される。(のちにホラズム朝に発展) |
1095年 |
シリア・セルジュークの始祖トゥトゥシュ、バルキヤークに敗死。二人の息子リドワーンとドゥカークが所領を分割相続して、バルキヤークの宗主権に対立した。しかし、兄弟の仲も悪く、シリア・セルジュークは衰退していく。 |
1096年 |
クルジュ・アルスラン(ニケーアのスルタン)、隠者ピエールが指揮するフランク侵略軍を破る。 |
1097年 |
最初の十字軍の侵寇。ドリュラエウムの戦い;クルジュ・アルスラン敗退。ルーム・セルジュークは首都をニケーアからコンヤに遷す。 |