ヒッタイト帝国の王
Title9-3.GIF (2758 バイト) ヒッタイト人の歴史 探究テーマ史 #106 

<ヒッタイト人関連年表>
 ヒッタイトの主なできごと 周辺地域のできごと 
 BC17世紀  初代の王ラバルナがアナトリア中部で周囲を征服。(第8代王テリピヌの記述「ラバルナは海(黒海か?)までを征服した」。
 第2代の王ハットゥシリ1世、ハットゥシャに遷都し、アナトリア中央部を統一、シリアへも勢力を拡大した。
 海洋民の中からクレタ島のミノス王が力を持つようになる。強力な海軍を作り、地中海の島々を制圧し、植民地化していった。クノッソス宮殿を中心にミノス文明栄える。
 BC16世紀  第3代の王ムルシリ1世、BC1595年、バビロンに遠征。  
     
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 BC15世紀    ペロポネソス半島北部のミケーネ文明が栄える。アカイア人(ギリシア人の一支族)がアテネまで拡大する。ついには、ミノス文明を滅ぼす。
 BC14世紀    
 BC13世紀    ミケーネ文明が地中海貿易で栄えると、権益の重なるエーゲ海東の小アジアとの衝突が起きるようになる。それがトロイア戦争に発展した。トロイア戦争はホメロスにより、『イーリアス』としてまとめられた。
  プリアモス王率いるトロイアとその同盟国は、金・銀・鉄・船材・亜麻布・麻などの黒海貿易を独占した。これに対しアガメムノーン王率いるギリシアが艦船のへレスポントス海峡(ダーダネルス海峡)への航行権を要求したのがトロイア戦争のきっかけとされている。
   トロイア戦争に勝ったギリシア側は、黒海貿易ルートに沿って植民地を建設し、海軍力を持っていたアテネが莫大な利益を得るようになった。
 
 

ヒッタイト帝国の王  (*3 P50)
 1  ラバルナ  BC17世紀、初代の王ラバルナがアナトリア中部で周囲を征服。(第8代王テリピヌの記述「ラバルナは海(黒海か?)までを征服した」。
 2  ハットゥシリ1世  BC17世紀、第2代の王ハットゥシリ1世、ハットゥシャに遷都し、アナトリア中央部を統一、シリアへも勢力を拡大した。
 3  ムルシリ1世  BC16世紀、第3代の王ムルシリ1世、BC1595年、バビロンに遠征。
 4  ハンティリ1世  ■■■ *3 P40 ■■■
 5  ジダンタ1世  
 6  アンムナ  
 7  フッジヤ1世  
 8  テリピヌ  
 9  タフルワイリ  簒奪者
 10  アルワムナ  テリピヌの娘婿。
 11  ハンティリ2世  アルワムナの息子。
 12  ジダンタ2世  ハンティリ2世の息子。
 13  フッジヤ2世  
 14  ムワタリ1世  簒奪者
 15  トゥトハリヤ1世  フッジヤ2世の息子。
 16  アルヌワンダ1世  トゥトハリヤ1世の娘婿。
 17  トゥトハリヤ2世  アルヌワンダ1世の息子。
 18  トゥトハリヤ3世  トゥトハリヤ2世の息子。
 19  シュッピルリウマ1世  トゥトハリヤ2世の息子。~BC1322年頃。
 20  アルヌワンダ2世  シュッピルリウマ1世の息子。BC1322年
 21  ムルシリ2世  シュッピルリウマ1世の息子。BC1322~1294年頃
 22  ムワタリ2世  ムルシリ2世の息子。BC1294~1272年頃
 23  ムルシリ3世  ムワタリ2世の息子。BC1272~1264年頃
 24  ハットゥシリ3世  ムルシリ3世の叔父。ムルシリ2世の息子。BC1264~1240年頃
 25  トゥトハリヤ4世  ハットゥシリ3世の息子。BC1240~1215年頃。
 26  クルンティヤ  ムワタリ2世の息子。ムルシリ3世の兄弟。
 27  アルヌワンダ3世  トゥトハリヤ4世の息子。
 28  シュッピルリウマ2世  トゥトハリヤ4世の息子。アルヌワンダ4世の兄弟。~BC1190年頃。

―ギリシア人の歴史―




資料 *1 『教養としてのギリシャ・ローマ』 中村聡一著(東洋経済新報社)
*2.『世界哲学史』‐「旧約聖書とユダヤ教における世界と魂」 高井啓介著
*3 『ヒッタイト帝国』 津本英利著(PHP新書)
 山川出版社『世界史大年表』石橋秀雄 他。

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